コラム
結婚式の費用相場は人数でどう変わる?30名の少人数・50名の中人数・100名の大人数婚を徹底比較
結婚式の費用相場は、おふたりの理想を形にするためにまず知っておきたい大切なポイント。目安としては、30名程度の規模で50万円〜250万円、50名規模で300万円〜340万円、100名規模で380万円〜500万円程度です。地域の特性や希望する結婚式のスタイルで変わりますが、最も大切なのは総額からご祝儀を差し引いた「自己負担額」を把握すること。予算で招待人数を迷うなら、オンライン挙式の活用も一つの手です。気になる予算の仕組みを知って、おふたりの理想を賢く叶えましょう。
結婚式の費用って?知っておきたい相場と平均総額
結婚式の費用とは、挙式や披露宴を行うために必要なお金を指します。おふたりの希望や選択によって費用には幅がありますが、全国の平均総額は約340万円前後が目安です。費用の内訳も知っておくと、より現実的な予算を立てやすくなります。結婚式の費用を指す、言葉の違いもあわせて確認していきましょう。
結婚式の費用=挙式料だけではない
結婚式のお金は、支払うだけでなく受け取る資金も存在します。予算を現実的に捉えるため、資金の流れを4つに分類して把握しましょう。
- 総額:結婚式を行うのに支払うトータル費用
- ご祝儀:当日、参列するゲストからいただくお祝い金
- 援助・お祝い金:両親や親族から、お祝いや資金サポートとして受け取るお金
- 自己負担額:総額からご祝儀額を差し引いた金額(場合によっては、援助・お祝い金も差し引く)
最も重要なのが「自己負担額」です。「総額=おふたりが貯金から出す金額」ではないと理解しておくと、予算計画はぐっと前向きに変わります。
2024年の全国平均総額は343.9万円
最新の調査(ゼクシィ結婚トレンド調査2024)によると、全国の平均総額は343.9万円。平均招待人数は52名、平均祝儀額は205.6万円という結果が出ています。まずはこの「50名約340万円」という数字を一つの基準として、自分たちの招待人数と照らし合わせてみてください。
参考:「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」/株式会社リクルート
【人数別】結婚式の費用はどう変わる?
結婚式の費用に最も大きく関わってくるのが「招待人数」です。親族中心の家族婚なら30名程度、友人を加えると40~50名程度、会社関係まで広げると60名以上が一般的。おふたりがどこまで声をかけたいかによって、予算感は大きく変わってきます。招待したい人数帯の費用相場をチェックしてみましょう。
10名・20名・30名:少人数規模の費用相場
家族や親族を中心とした30名未満の少人数婚では、費用相場は総額約50万円〜250万円、1人あたりの単価は約3万円〜17万円が目安とされています。
| 人数 | 総額相場 | 1人あたり単価※ |
| 10名 | 70万円~170万円 | 約7万円~17万円 |
| 20名 | 80万円~200万円 | 約4万円~10万円 |
| 30名 | 100万円~250万円 | 約3.3万円~8.3万円 |
※総額÷人数の単純計算で割り出し
※固定費やご祝儀額により変動
人数が少ないぶん、1人あたりにかかる単価はやや高めです。しかし、会場や結婚式自体の規模がコンパクトになりやすく、総額はおさえられる傾向にあります。

1人あたりの単価が上がりやすいのが特徴
少人数だと1人あたりの単価が上がりやすい理由は、挙式料や会場の使用料、衣装代といった「人数の増減に影響しない固定費用」の割合が高くなるためです。会場によっては、最低保証金額や人数が設定されている場合もあります。
料理・写真を重視する傾向も
また、少人数を検討しているふたりの特徴として、質を重視する方が多いのも関係しています。ゲスト一人ひとりの顔を見ながら「お料理の質を最高ランクにする」「写真のカット数を増やして全員との記念撮影を大事にする」など、おもてなしにこだわる傾向です。
関連記事:少人数だけ招待する結婚式の魅力とは?費用・メリット・注意点から分かる大切なゲストと理想の過ごし方
40名・50名・60名:中人数規模の費用相場
友人や職場関係者も招待できる40~60名規模の結婚式。総額相場は約300万円〜340万円前後で、1人あたりの単価は約6万円〜7.5万円が目安となります。
| 人数 | 総額相場 | 1人あたり単価 |
| 40名 | 260万円~300万円 | 6.5万円~7.5万円 |
| 50名 | 310万円~340万円 | 6.2万円~6.8万円 |
| 60名 | 340万円~380万円 | 5.7万円~6.3万円 |
少人数婚に比べて総額は上がるものの、ゲスト1人あたりの単価がやや下がる傾向にあります。2024年におけるゼクシィの調査でも、平均招待人数が52名でした。50名前後の結婚式にかかる費用が全国平均総額といえます。

結婚式の平均的な規模
40~60名規模では、さまざまな関係性のゲストをバランスよく招待できます。両親や親族だけでなく、学生時代の友人や、会社の上司・同僚なども招きやすいため、幅広い人に感謝の気持ちを伝えられるでしょう。友人卓・会社関係卓といったように、披露宴会場ではテーブル構成が組みやすくなるのも魅力です。
演出・装花の選択肢が豊富
中人数婚では、演出や会場コーディネートの自由度が高まります。キャンドルサービスやフォトラウンドなどの参加型演出を取り入れたり、バーカウンターを設置してドリンクの種類を増やしたり、ゲストを楽しませる仕掛けを取り入れてみてください。テーブル数が増える分、おふたりがやりたいテーマにあわせて、装花にこだわってもよいでしょう。
| テーブル装花の費用は人数ではなく、卓数(テーブル数)によって変動するのが一般的です。たとえば、10名ゲストが増えても、テーブル数が変わらなければ装花費用は大きく変わりません。テーブルが1卓増えるごとに装花費用が追加されると覚えておきましょう。 |
70名・80名・90名・100名:大人数規模の費用相場
親族や友人に加え、職場の同僚や恩師など、これまでお世話になった方々を全員招待できる70~100名規模の結婚式。費用相場は総額約380万円〜500万円前後で、1人あたりの単価は約5万円が目安です
| 人数 | 総額相場 | 1人あたり単価 |
| 70名 | 380万円~400万円 | 5.4万円~5.7万円 |
| 80名 | 410万円~440万円 | 5.1万円~5.5万円 |
| 90名 | 450万円~480万円 | 5.0万円~5.3万円 |
| 100名 | 490万円~500万円 | 4.9万円~5.0万円 |
規模が大きいぶん、いただくご祝儀額も増える傾向にあります。今回取り上げた人数帯のうち、もっとも1人あたり単価が低く安定するのが特徴です。

ご祝儀の影響が大きくなる
大人数の結婚式では、ご祝儀の総額が費用全体に与える影響も大きいのが特徴です。人数が増えるほど総額が高くなりますが、ご祝儀の額も多くなるため、自己負担の割合が下がります。ただし、料理や引出物は人数分発生するため、自己負担額が急激に下がるわけではありません。人数が増えるにつれて、自己負担の増加幅が緩やかになる仕組みです。
準備の負担は大きくなる
会場全体が賑やかな雰囲気に包まれ、たくさんの笑顔に祝福されるのが大人数婚の醍醐味です。一方、規模が大きくなるほど、招待状や席次表、引出物といった準備の負担は増えやすくなります。また、演出を増やしすぎると費用が膨らむ可能性もあるため、予算とのバランスを考えながら計画しましょう。
式場への支払いは前払いが主流
大人数婚では、式場への支払いにも要注意です。多くの会場では、総額の前払いが主流のため、最終的な自己負担額が少なくても、手元に数百万円単位のお金を用意する必要があります。大人数婚の費用を考える際は、事前に工面できるお金も含めて計画しておくと安心です。
ゲスト人数で変動する・しない費用って?
結婚式の費用には、人数によって金額が変わる「変動費」と、人数に左右されない「固定費」の2種類があります。それぞれの平均額と区分けは以下のとおりです。
| 固定費 | 変動費 | ||
| 項目 | 平均金額 | 項目 | 平均金額 |
| 挙式料 (教会式・神前式・人前式など) | 43.1万円 | 料理・ドリンク代 | 2.3万円 |
| 新郎新婦の衣裳代 | 51.7万円 | 招待状・席次表などペーパーアイテム | 1.7万円 |
| ブーケ代 | 3.5万円 | 引出物・プチギフトなど | 0.6万円 |
| 美容・エステ代 | 11.4万円 | ||
| 会場装花(テーブル装花は変動費) | 21.1万円 | ||
| 写真撮影 | 22.7万円 | ||
| 動画(映像)撮影 | 24.0万円 |
※参考:「ゼクシィ結婚トレンド調査 2024(首都圏)」/株式会社リクルート

ゲストへのおもてなしに関わる変動費
料理やドリンク、引出物など、ゲストの満足度に直結するのが変動費です。グレードアップをすれば金額は大きくなりますが、ゲストの満足度アップにつながります。引出物は地域の風習が影響しやすいため、ご両親に相談して決めるのが安心でしょう。変動費をおさえたい場合は、招待状や席次表などのペーパーアイテムを手作りしたり、持ち込めるアイテムは自分で用意するなどの工夫がおすすめです。
おふたりのこだわりが反映される固定費
衣装・写真・映像・会場費など、人数にかかわらず発生するのが固定費です。打ち合わせを進めるうちに「あれもこれも」とこだわりたくなり、費用が膨らみがちな項目でもあります。急激な予算の変動が心配な場合は、あらかじめおふたりの希望が盛り込まれているプラン選びや見積もり作成をしてもらうとよいでしょう。
自己負担はいくら?ご祝儀3.3万円で計算した場合
結婚式の費用を考えるうえで気になるのが、実際に自分たちがいくら支払うのかではないでしょうか。ご祝儀相場である3.3万円をベースに、自己負担額がどのくらいになるのか見てみましょう。

ご祝儀は平均3.3万円で関係性により変化
ご祝儀は1人あたり3.3万円が平均的な金額です。すべてのゲストが同じ金額ではなく、ゲストの立場によって変動します。
- 友人:3万円前後
- 会社関係(上司など):3万円~5万円
- 親族:5万円以上
親族が多い式の場合は、ご祝儀の平均単価が3.5万円〜4万円程度にアップするケースもあります。友人が中心のカジュアルな式では、3万円程度で計算しておくと大きなズレになりにくく無難です。
【人数別】自己負担額の早見表
以下では、総額からご祝儀の合計を引いた、実際にかかる自己負担額の目安をまとめてみました。平均ご祝儀額3.3万円、総額は前述の相場で算出しています。
| 人数 | 総額相場 | ご祝儀見込み | 自己負担額 |
| 30名 | 100万円~250万円 | 99万円 | 1万円~151万円 |
| 50名 | 300万円~340万円 | 165万円 | 135万円~175万円 |
| 70名 | 380万円~400万円 | 231万円 | 149万円~169万円 |
| 100名 | 490万円~500万円 | 330万円 | 160万円~170万円 |
援助やお祝い金によって自己負担額は変わる
実際の自己負担額はご祝儀だけでなく、ご両親からの資金援助やお祝い金の有無によってさらに変わります。「おふたりの結婚資金や将来のために」と、両親や祖父母が密かに準備してくれているケースは少なくありません。衣装代をサポートしてもらえたり、総額の一部を援助してもらえたりと、形はさまざまですが、どれもおふたりの門出を祝う親心あってのこと。お金の話は少し切り出しにくいかもしれませんが、準備を進める前に一度確認しておくのも大切です。周囲のサポートをふまえることで、より現実的で前向きな予算計画が立てられます。
地域・エリアで費用はどう変わる?
結婚式の費用は、招待人数や会場のグレードだけでなく、地域の特色によって変わるケースもあります。エリアによる費用の違いについて見ていきましょう。
地域ごとに異なるお金のかけどころ
独自の文化や風習が残っている地域の結婚式では、費用をかけるポイントが通常と異なる場合があります。挙式料などの基本的な料金は大きく変わりませんが、地域によって料理や引出物の単価が変わる可能性があると覚えておきましょう。
北陸
ゲスト数が少なく、費用も少ない傾向にあるが、引出物が豪華な点で有名。富山県では、鯛の形をした大きな『細工かまぼこ』を贈る伝統があり、品数も他県より多い傾向です。
東海
お菓子まきの演出が人気。料理など、ゲストへのおもてなしにしっかりと費用をかける傾向です。
四国
マルシェ形式の引出物をはじめ、ギフトの費用が高め。阿波踊りの演出を取り入れるなど、地元愛あふれる結婚式にする方も多いのが特徴です。
九州
ゲスト数が多く、費用も平均より高めになってます。参加型の演出などに力を入れ、盛大に祝う傾向です。
北海道
全国でも珍しく、ご祝儀ではなく「会費制」が主流。ご祝儀制よりも費用が低めなぶん、ゲストの負担も軽いのが特徴です。
国内リゾート結婚式は滞在費が加わる
沖縄や軽井沢、北海道といったリゾート地で挙式を行う場合、宿泊費や交通費といった滞在費が発生します。ただし、結婚式と新婚旅行や家族旅行を兼ねられるのは大きな魅力。別々で計画するよりもトータル費用を節約しながら、大切な人たちと特別な思い出をつくれます。

海外挙式は渡航費や為替の影響も
海外で結婚式を行う場合、フライト・宿泊費・燃油サーチャージを含む渡航費がかかってきます。国や会場によって相場が異なるだけでなく、為替レート(円安・円高)によって費用が大きく変動するのが特徴です。余裕を持った予算計画を立てましょう。
予算の都合でゲストの招待に迷うなら!オンライン挙式の選択肢
結婚式を計画するなかで「本当は呼びたい人がいるけれど、予算を考えると人数を増やせない」と悩むおふたりも多くいらっしゃいます。そんな葛藤を抱えるおふたりに広まっているのが、会場での挙式と同時にライブ配信を行う「オンライン挙式」というスタイルです。

人数を無理に増やさない等身大の選択
オンライン挙式を取り入れれば、「会場には家族や親族のみ」「友人や遠方のゲストは画面越しに参加」といった柔軟な招待が可能です。予算の都合で無理をすることなく、おふたりらしい等身大のスタイルで多くの人と喜びを共有できます。
呼ぶ・呼ばない問題にも寄り添う
「どこまで招待するか」は、結婚式準備における最大の悩みの一つです。関係性の深さや会場のキャパシティによって、希望する全員を呼べないケースもあるでしょう。
そんなときも、オンライン挙式ならゲストに合わせて招待方法を分けられます。たとえば友人の場合、「今も頻繁に会っている親友や、直接報告をしたい大切な友人は会場へ」「学生時代の友人やサークル仲間、SNSで繋がっている友人には画面越しに」といった選択ができるため、大切なつながりを一人も諦めずに済むでしょう。
遠方ゲストへの対応もスマート
オンライン挙式は、遠方に住んでいるゲストへの優しい配慮です。結婚式に出席するための交通費や宿泊費の負担、移動にかかる時間を気にする必要がなく、それぞれの自宅から晴れ姿を見守ってもらえます。遠方のゲストだけでなく、仕事や家庭の事情で会場に来られない方にも喜ばれるでしょう。
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予算や人数に縛られない、新しいお祝いの形『SanLet’s』
予算を理由に、大切なゲストの招待を諦める必要はありません。『SanLet’s(サンレッツ)』は、挙式の感動をリアルタイムで届けるオンライン配信サービスです。高品質な映像配信に加え、スタンプやフラワーシャワー、アニバーサリーツリーに花を咲かせる演出など、画面越しのゲストも一緒に楽しめる参加型機能が充実しています。招待方法は、専用URLを共有するだけ。上手に活用して、おふたりにとってもゲストにとっても無理のない結婚式を実現しましょう。
【SanLet’s挙式配信 実録レポート①】「オンライン配信でも大切な人たちに、ふたりの挙式を心から喜んでもらえました」Tさんご夫妻

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