コラム
【SanLet’s挙式配信 実録レポート①】「オンライン配信でも大切な人たちに、ふたりの挙式を心から喜んでもらえました」Tさんご夫妻
2023年6月に軽井沢で挙式されたTさんご夫妻は、挙式に来られない方を中心に、挙式ライブ配信に招待しました。はじめは招待することに遠慮気味だったおふたり。そんな気持ちを変えてくれたのは、ふたりを祝福する大切な人たちからの温かい声でした。挙式の様子をサンレッツで「ライブ配信」したおふたりから、リアルな体験談をお届けします。
挙式ライブ配信・サンレッツを導入されたおふたりのプロフィール
- Tさんご夫妻 新郎:Nさん 新婦:Aさん
- 挙式会場 石の教会 内村鑑三記念堂
- 挙式日時 2023年6月10日
- 実際に挙式会場に参列されたゲスト数 約40名
- オンライン視聴された方の数 約10名
『軽井沢での会場下見でふたりの意見が一致』挙式会場の決定まで
結婚式は「豊かな自然に囲まれた場所で挙げたい」との思いから、軽井沢を中心に挙式会場を検討していたTご夫妻。最初は別の会場を第一候補で考えていたのですが、現地下見で考えが一変。静寂な森の中の、石とガラスで造られた荘厳な空間にすっかり魅せられたのです。ふたりは誓いの場を『石の教会 内村鑑三記念堂』に決定しました。
『石の教会 内村鑑三記念堂』とは
明治期のキリスト教者・内村鑑三の「神が想像した天然こそが祈りの場である」という思想に基づき軽井沢に誕生した無教会思想の教会。自然との共存・調和を目指す「オーガニック建築」の比類ない佇まいは、石造りの教会の荘厳さと、アーチのガラスから差し込む清らかな自然光に包まれる唯一無二の空間に。大切な人に見守られ永遠の愛を誓います。
「振り返りでより鮮明に」家族の愛・夫婦の絆を実感できた挙式シーン
教会内は専属カメラマン以外の撮影ができないため、挙式を映像でふりかえるには1カ月ほど先の映像商品の到着を待たなければなりませんでした。しかし、サンレッツを導入したおふたりは、結婚式の翌日、すぐにアーカイブで挙式を何度も見返すことができたため、「挙式で心に残ったシーン」を鮮明に思い出しながら、お話ししてくれました。
「今まで導いてくれた両親の思いをヴァージンロードで実感しました」(新婦 Aさん)
ーーこの会場の、ヴァージンロードを歩くスタイルが他と違うと伺いました。
新婦 Aさん
石の教会のヴァージンロードは、教会壁面にそって曲線に伸びる細く長い道。生まれてから今までの道のりを表し、生まれてからずっと導いてくれた父の背中を見て、人生をふりかえる時間にするため、先に父が歩き、その後ろを新婦が歩くスタイルになっています。
「素敵だな」と思っていたのですが、ヴァージンロードが石畳で、ドレスの裾に足をとられないよう歩くのに精一杯で…当日は感慨に浸る余裕もなかったです。そしたら、父が私を気遣って何度も振り返ってくれていました。
新郎 Nさん
僕はそのシーンを実際に見ていないのですが、結婚式後にすぐにふたりでアーカイブ映像から見ました。何度も振り返るお義父さんの気持ちが伝わってきましたね。
新婦 Aさん
父はとっても速足なので「ヴァージンロードも先に行ってしまうのでは?」なんて、挙式前に冗談でみんなで話していたんです。だから、こんなにゆっくり歩いてくれるとは思わなくて。アーカイブで改めて見ると、私を気遣い何度も振り返えってくれる父の姿を見て、胸が熱くなりました。
母とのベールダウンのシーンも感慨深いです。ふたりとも、泣かないようにと思っていたのに「綺麗だよ」といって母が涙ぐむのを見て…危なかったですが、なんとか笑顔を作って、必死で涙をこらえました。
「緊張する妻の手を強く握り返したシーンを何度も思い返します」(新郎 Nさん )
ーー挙式で、とくに強く思い出に残っているシーンはありますか?
新郎 Nさん
お義父さんと妻が入場したあと、彼女の手をはじめて握ったとき、すごく震えていて。
普段冷静な彼女が、びっくりするぐらい震えていたので「大変だ!」と思って、手をぎゅっと握ったんです。
新婦 Aさん
始まる直前までは全然緊張はなかったのに…入場で新郎の手をとったら、とつぜん震えが止まらなくなっていました。私を安心させるために新郎が、ぎゅっと強く手を握ってくれた瞬間を鮮明に覚えています。
新郎 Nさん
僕自身も、彼女と緊張感を共有できて、逆にほぐれました。アーカイブで見返すと、ふたりとも落ち着いた表情をしているんですよね。軽井沢から帰宅して、アーカイブを見ながらずっと「この時、こうだったよね」「こんなことを考えていたよね」と振り返って、お互いの思いを共有する話ができました。
「思っていた以上にみんなが喜んでくれたんです」サンレッツ申込と招待の経緯
結婚式の打ち合わせで、担当プランナーから挙式のライブ配信を勧められるまで、サービスの存在を知らなかったTさんご夫妻。説明を受け「結婚式を欠席する方にも見せられるし、自分たちもすぐアーカイブで結婚式が見られる」といった魅力から、すぐに申込を決定しました。ただ、オンライン視聴の招待に最初は少し遠慮がちだったそうです。
「オンライン参列をあまり強制したくない」と最初は思っていました。(新婦 Aさん)
ーーどんな方々をオンライン参列に誘いましたか?誘う際に、工夫した点や配慮した点などあれば教えてください。
Tさんご夫妻がオンライン参列に招待した方々
- 結婚式に招待したが事情があり出席できなかった友人
- 結婚式に招待していないが職場でお世話になっている先輩
- 披露宴には参加するが収容人数の関係で挙式に招待できなかった友人
新婦 Aさん
友人たちには結婚式専用の公式アカウントを作って、結婚式の情報を随時配信していました。
そのLINEに「当日こういう風な形でオンライン配信をするので、ご都合があって見られる方は登録お願いします」と視聴登録用のURLを送っています。当日挙式に参列される方にも後から見られるので…とお送りしました。正直「私の挙式にそんなに興味があるかな」と考えていて、私の立場から見てねとお願いすることに躊躇していたんですが、友だちが「見たい!」と言ってくれたので、親しい人たちだけに共有しました。
「自分たちが思っている以上に、挙式も配信も楽しんでくれました」(新郎 Nさん )
ーー実際に招待された方々の反応や、登録状況はいかがでしたか?
新郎 Nさん
こちらからは強く勧めていなかったので、当日来られる方は登録してない方も多かったのです。でも、参列した友人たちが結婚式後の夜の飲み会の席で「挙式がすごくよかったから、もう一度見たい」とその場ですぐ登録してくれて。そこで一緒に見ながら、友人同士で挙式の思い出について語り合い、盛り上がって楽しみました。
新婦 Aさん
終わってみたら、配信を見てくれた友だちから「視聴できてすごく良かった」「オンライン配信を教えてくれてありがとう」と嬉しい感想をたくさんいただいたんですね。思っていた以上に、皆さんが挙式配信を楽しんでくれていたのを実感できました。また「後からアーカイブの期限いっぱい何度も見返しました」との感想もいただいて。見てほしいと思った方に、オンライン配信を伝えられてよかったなと思います。
職場の人には恥ずかしい気持ちがあって、実は誰も誘わないつもりでした。1人だけ、挙式の日を伝えていて、挙式後すぐに「おめでとう」のLINEをくださったんです。それで「実はこういうサービスがあるので、もし興味あったらご覧ください」と後から伝えました。
挙式に自分自身がすごく感動したので、お祝いしてくれる方に素直に共有したい気持ちになりました。
「挙式配信によって、いろいろな発見がありました」視聴したゲストの感想や反応
挙式後、さまざまな方から挙式ライブ配信を視聴した感想をいただいたTご夫妻。おふたりも挙式後、軽井沢から帰宅後にじっくりアーカイブを見返したそう。その中には、思ってもいなかったうれしい感想や、さまざまな発見があったそうです。
「さまざまな角度から視聴してうれしい感想をたくさんいただきました」(新郎 Nさん)
ーーライブ配信を見守ってくださった方たちから、どんなフィードバックをいただきましたか?
新郎 Nさん
会場をいろいろな角度から撮影してくれているので「まるでダイジェスト編集の映像を見ているようで楽しんで見られました」との感想をもらいました。僕も後からアーカイブを見てびっくりしたんですが、想像以上にいろいろな角度から撮影されていて、ふたりの表情だけでなく、ゲストの様子もよく見えるんですよね。
新婦 Aさん
最後に、視聴されているゲストの方々に御礼の言葉を述べるシーンがあるのですが、私たちは「このタイミングでいうので」と指示があると思っていて、のんびり構えていたんですね。そしたら退場して歩いている時に「ここでどうぞ」と 動作だけで突然指示されて…正直慌てました(笑)。
私がその場で、ゆっくり考えながら挨拶をしたんですが、夫は考える間もなくずっとぺこりとしていて。その姿を見た方から「素の初々しいふたりの雰囲気が伝わってきて、かわいかったですね」と、温かい言葉をいただきました。
「ゲストの表情まで分かる。アーカイブがあって本当によかったです」(新婦 Aさん)
ーーおふたりは、アーカイブを見返しましたか?感想はいかがでしたか?
新婦 Aさん
アーカイブを見ると、ふたりとも思っていたより緊張しておらず、自然な表情で挙式に臨んでいるのが分かり、ほっとしました。
また、挙式中に後ろは振り返れないので、参列された方々の様子も確認できてよかったですね。牧師様のお話がとても感動的だったのですが、皆真剣に聞き入ってくれていたり、シーンごとに「あ、このときは、みんなこんな表情をして、こんな雰囲気だったんだ」と反応が分かるんです。
新郎 Nさん
私たちがアーカイブをゆっくり見たのは、軽井沢から帰宅した後になります。まだ挙式の記憶が新しいうちに、さまざまなシーンを見ながら「このときはこうだったね」と、何度も話して、浸ることができました。アーカイブ期間で、かなり見返しましたね。視聴招待した友人からも「アーカイブ期間何度も見返したよ」とのメッセージをいただきました。
「本当に大切なひとに、挙式を見て喜んでもらえる」おふたりからアドバイス
ーーこれからサンレッツの利用を検討されている方、『軽井沢ホテルブレストンコート 石の教会 内村鑑三記念堂』で挙式を検討されている方に、おふたりからメッセージをお願いします。
新郎 Nさん
配信の最後の、視聴している皆さまへのコメントは、事前にしっかり考えておきましょう(笑)僕たちの場合は結果、好評だったのですが…。
思っている以上に、ふたりをさまざまな角度から撮影してくれます。アップシーンもかなりあるので、自分の表情に気を抜かないよう注意してください。でも、アーカイブで見返すときは、すべていい思い出になっています。
新婦 Aさん
欠席された方にも見ていただけるので、ぜひオンライン配信があると知っていただきたいです。また「迷惑かな」と気後れせずに「ぜひ見てほしい」と伝えてほしいですね。
大切な人の挙式は見たいと思ってもらえるんだ、と私たちは強く実感できました。「見せてくれてありがとう」という感想に、本当にサンレッツを取り入れてよかったと思います。
新郎 Nさん
サンレッツがなければ、挙式に参列しなかった方々への結婚報告は、遊びに行ったときに報告したり、画像を見せたり…ぐらいだったと思うんです。お互いSNSも、そこまで熱心にやっていないですし。
挙式の思い出を、大切な多くのひとたちと思わぬ形でリアルに共有できて、心から良かったと思っています。
SanLet’sは株式会社エイトノットが提供する挙式ライブ配信サービスです。
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