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プレスリリース|オンラインウエディングに関する意識調査第2弾~参列編~
グループの友人はリアルよりオンライン参列を希望する傾向
オンライン参列システムを販売する株式会社エイトノット(中央区銀座)は、2022年9月にオンラインウエディングに関する調査を2つのターゲットグループで実施しました。第1弾の調査では、結婚式を実施する新婦の目線で、結婚式でのオンライン活用の認知、意向度、利用したいサービスなどが明らかになりました。今回、第2弾の調査では、参列者の目線から、オンラインでの結婚式参列の認知、認知イメージ、どんな状況でオンラインで参列したいか、ご祝儀の想定額などを伺い、招待される側の本音に迫ります。
■調査概要
- 調査対象:16~79 歳、男女、過去1回以上結婚式に参列経験のある方
- 調査期間:スクリーニング調査 2022 年 9 月12日~15日 本調査 2022 年9月16日~20日
- 調査機関:株式会社エイトノット( インターネット調査 :株式会社ジャストシステム「Fastask」)
- 有効回答数:558
■調査トピックス
- オンラインウエディング(オンライン参列)を知っている人は全体の 48.6%
- オンライン参列のイメージは「新しい」「海外、遠方でも参加しやすい」
- 部活、サークル、趣味などのグループの友人は30%がオンライン参列を希望
- オンライン参列で利用したいサービスは挙式・セレモニーのライブ配信
- オンライン参列時のご祝儀想定は1~3万円未満が4割
- オンライン参列の最適視聴時間は1時間未満が過半数
オンラインウエディング(オンライン参列)を知っている人は全体の 48.6%
オンラインウエディングの認知については、「知っていて説明できる」が14.7%、「説明できないが何となく知っている」が33.9%となり、何らかの形でも認知している人が48.6%と知らないと答えた45.2%をわずかに上回りました。属性別に見ると、20代の認知率が最も高く、66.6%、40代がもっとも低く35.1%と30ポイント以上の差がひらきました。
オンライン参列のイメージは「新しい」「海外、遠方でも参加しやすい」
オンライン参列と聞いて思い浮かぶイメージは「新しい」が16.1%で最多、次いで「海外、遠方でも参加しやすい」(14.2%)、「とても便利」(9.5%)とポジティブなイメージが並びました。「ちゃんとしていない」、「失礼に感じる」「トラブルが多い」などのネガティブな回答はいずれも1~2%にとどまっています。
部活、サークル、趣味などのグループの友人は30%がオンライン参列を希望
新郎新婦との関係性によって、現地で参列したい、オンラインで参列したい、参列したくない、のいずれを選ぶかを聞いたところ、家族、親友ではそれぞれ72%、63.6%と現地で参列したい、がもっとも高く、結婚式にリアルで参加することの付加価値の高さをうかがわせました。一方で、部活、サークル、趣味などのグループの友人では、オンラインで参列したいがもっとも高く、30.5%となりました。また、しばらく会っていないが年賀状、SNS等でやり取りのある友人や、実際にあったことはないがSNSでつながっている友人などは参列したくない、が最も多いものの、オンラインで参列したいはそれぞれ27.2%、19.4%となり、オンラインを活用することで結婚式に招待する参列者の範囲が、今までよりも広がる可能性を示唆しています。
オンライン参列で利用したいサービスは挙式・セレモニーのライブ配信
オンライン参列であるとよいと思うサービスについて複数回答で伺ったところ、挙式・セレモニーのライブ配信(視聴のみ)が最も高く、37.1%となりました。第1回の新婦向けのアンケート調査では、挙式・セレモニーのライブ配信と、披露宴のライブ配信には4ポイント程度しか差はありませんでしたが、参列者側の調査では、挙式・セレモニーの方が16ポイントの差が生じ、披露宴よりも挙式・セレモニーを視聴したい、という参列者のニーズが伺えました。また、ライブ配信とアーカイブ視聴の差も16ポイントと開きがあり、離れていても、ライブで同じ時間を共有することに価値を感じているようです。
ご祝儀の電子決済サービスを利用したい人は65.2%
オンライン参列する場合のご祝儀の電子決済サービスの利用について尋ねました。利用したい、状況によっては利用したいと答えた方の合計は65.2%となり利用したくない、の16.8%を大きく超えました。キャッシュレスサービスの浸透により、ご祝儀においても電子決済で支払うことへの抵抗はなくなってきているようです。
オンライン参列時のご祝儀想定は1~3万円未満が4割
オンライン参列した際に、ご祝儀を電子決済するとしたら、いくら払いますか?という質問に対し、1万~3万円と答えた方が全体の40%となりました。現地で参列した場合に3万円払うとして、という前提条件を提示しているため、それよりは少し低めのご祝儀額を想定しているようです。5千円未満と答えた方も17%となり、カジュアルにお祝いの気持ちを表したい方も一定数いるようです。
オンライン参列の最適視聴時間は1時間未満が過半数
オンライン参列における最適な視聴時間を聞いたところ、30分以内が15.8%、30分~1時間未満が36.9%となり、合わせると過半数の方が1時間未満の視聴がちょうどよいと答えています。
オンライン参列において不安なことは「通信環境」と「マナーがわからないこと」
オンライン参列において不安なことを聞いたところ、通信環境が31%、マナーがわからないが30%となりました。まだまだ、オンラインで参列することは一般的ではなく、招待された側にも情報提供が必要なことがわかります。
オンライン結婚式の参列について、認知率こそまだ48.6%と半数に届きませんが、認知イメージについては新しい、便利ととらえられ、新しい結婚式の参列スタイルとして受け入れられつつあります。また、参加意向度についても、新郎新婦との関係性がグループ単位での友人や、しばらく会っていない友人、また、顔を合わせたことのないSNSでのつながりの友人などでも20~30%程度の方がオンラインで参列したいと答えています。利用したいサービスは挙式・セレモニーのライブ配信で、披露宴・パーティの配信よりも有意な差が見られました。この傾向は、最適視聴時間にも表れ、過半数が1時間未満の視聴を希望しており、結婚式の通例から考えると披露宴の配信は視聴時間に課題があることが予想されます。
また、ご祝儀の電子決済については、キャッシュレスの浸透からか6割以上の方が受容、もしくは積極的に活用したいニーズが見て取れました。第1回の調査と比較して、結婚式を行う側が考える以上に、オンライン参列は招待される側の受容度が高まっているといえるでしょう。
第一回オンラインウェディングに対する意識調査_新婦編はこちら
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