コラム

服装・ご祝儀・参加方法など、オンライン結婚式に出席するゲストの不安&不満を解消。リモート初めてゲストの満足度をアップする秘訣は?

写真:服装・ご祝儀・参加方法など、オンライン結婚式に出席するゲストの不安&不満を解消。リモート初めてゲストの満足度をアップする秘訣は?

オンライン結婚式はまだ始まったばかりのウエディングスタイル。招待されたひとのほとんどが「出席するのは初めて」のはずです。ゲスト側はリモートでの出席に際し、服装・ご祝儀・参加に関しての準備など、リアルな現地参列とは異なる環境のため、戸惑うケースも多いでしょう。

ゲスト側が不安になる点を確認し、新郎新婦の配慮で事前に不安を解消すれば、リモート出席がより楽しみになるだけでなく、当日ウエディングの雰囲気を満喫できて、同じ感動が共有できるはず!

オンライン結婚式に招待されたゲストが不安に思うポイント

オンライン結婚式に招待する際、ゲスト側はリモート出席初体験の方がほとんど。ゲストが不安に感じる点について事前にチェックし、不安を取り除き出席を楽しみにしてもらえるよう、配慮するポイントを確認しましょう。

オンライン結婚式初めてのゲストが不安に思う点

  • オンライン参列の場合、服装はどうしたらいい?
  • ご祝儀や会費、お祝いのプレゼントは必要?贈ったほうがいい?
  • そもそもオンライン参列(配信視聴)の方法は?
  • ゲスト側にも参加のための事前準備は必要?

どのポイントも「リアルな現地参列であれば」書籍やインターネットで調べ対応予測が可能なマナーです。ですが、オンライン結婚式は経験した方がまだ少ないので、調べても一般的なマナーや考え方にたどり着くのが難しい状況です。配信方法や内容も各会場や新郎新婦次第で異なります。

リモートでの出席に際し、ゲスト側にスムーズに参列してもらうために、招待時(電話での招待打診やオンライン招待状を送信する際など)には新郎新婦から「ゲストが不安に思う点」を解消するアドバイスがあるといいでしょう。

オンライン結婚式ふたつのやり方

結婚式を配信でゲストに参列してもらう方法として「視聴型」と「参加型」の主にふたつのやり方があります。リモート出席のゲストに配慮するポイントはやり方によって変わるため、まずはどんなやり方があるかを大まかに確認しておきましょう。

詳しくはこちらをチェック↓↓
オンライン結婚式のふたつのやり方 リモート配信で「視聴型」と「参加型」の違いは?

ゲストの不安を解消してゲスト満足度アップ!

挙式を配信のみでつなぐ「視聴型」オンライン結婚式へ参列する服装・ご祝儀・事前準備

「視聴型」のオンライン結婚式は挙式をライブストリーミング配信し、ゲスト側の発信はなく、中継配信のみゲストが視聴するサービスです。現在の視聴型オンライン結婚式は、配信中にお祝いスタンプやコメントでリアルタイムで送信できたり、お祝いのプレゼントやご祝儀をオンライン決済で贈れる機能を搭載したサービスも登場。コロナ禍が明けつつある現在も、利用者がさらに増えています。

「視聴型」オンライン結婚式へ参列する服装

基本的には一方向の中継なので、ゲストはドレスアップやヘアメイクの必要なく、自宅などから気軽に結婚式の模様を視聴できます。リモート参列者がリアル参列側に映される場面はないので、リラックスしていつも通りの服装で問題はなく、準備はなにも必要ありません。

「視聴型」オンライン結婚式へ参列する場合のご祝儀やギフト

オンライン参列者は「新郎新婦へのお祝いの気持ち」「新生活への応援の気持ち」を、カジュアルな金額で贈るのがおすすめです。お祝いの相場は1万円以下が多い傾向です。披露宴で料理や引出物といったおもてなしを受けるわけではないので「参列時の一般的な相場」のご祝儀金額は贈らなくても問題ありません。

ご祝儀のオンライン決済システム

オンライン決済システムが配信サービスと一緒に提供されている場合は「オンライン決済でのご祝儀」で気兼ねなく贈れるようになっています。
ふたりの門出を応援する「投げ銭」的な意味で、挙式前や当日に、3000円〜1万円ほどのお祝い金をゲストが気づいたときにすぐ贈れるため、手間がかからず好評です。

新郎新婦と深い関係性の場合お祝いの相場に注意が必要

新郎新婦と深い間柄(親族やお互いが結婚式に呼び合う深い友人関係など)である場合(下記を参照)には、一般的な参列のご祝儀相場に含まれる披露宴でのおもてなし(料理・引出物)費用を考慮した「純粋なお祝い」の金額として、1万〜2万円を贈るゲストが多い傾向です。

詳しくはこちらをチェック↓↓
オンライン結婚式にご祝儀やギフトは必要?結婚祝いのリアルなオンライン決済事情

関係性の深い間柄の場合は、一般的なご祝儀額を贈ることも

「視聴型」オンライン結婚式へ参列するゲスト側の事前準備

新郎新婦は、視聴参列者側へ「視聴デバイス(パソコン・スマートフォンなど)」があるか確認したうえで、「システム登録確認」や「通信環境の事前確認」をフォローしてあげましょう。まずは、ゲストが登録・視聴の際にどんな点で詰まりやすいかなど、会場側やスタッフに事前確認を。

事前にシステム登録でつまづいていないか確認

オンライン参列者の招待メールには、ライブ映像を視聴するための登録方法が記されています。しかし年配の方や海外の方には登録手順を理解するのが難しい場合も。
また、事前登録ができておらず、当日慌てて視聴しようとしたものの登録に手間取り、リアルタイム視聴に間に合わなかったケースもあるようです。
「登録には少し手間がかかるので、早めに登録をお願いします」「ネット環境の事前確認をお願いします」といった一文を入れたフォローメールを各参加者に送信するなどの配慮を。
とくに年配の方・遠方の方・海外在住の方やこういった事が苦手な方には、招待メール送信後、新郎新婦から登録状況や視聴環境の確認やフォローするとよいでしょう。

視聴環境の事前確認を促す連絡を

事前登録は済んだものの、Wi-Fiがつながらない、インターネット環境が悪い、音声がミュートになったままだった…など、視聴側の通信環境の悪さやチェック不足で「リアルタイムで満足のいく視聴ができなかった」ケースも見受けられます。
通信がスムーズにつながるかどうかは事前につなげて確認できるケースがほとんどなので、フォローメールには「登録が終わったら一度繋げてみてください」などの一文があると親切です。

年配やデジタルスキルが苦手なゲストには事前フォローを!

披露宴を双方向でつなぐ「参加型」オンライン結婚式へ参列する服装・ご祝儀・事前準備

Zoomはじめオンライン会議サービスなどを用いて開催する中継画像でパーティの臨場感を味わいながら、会場側と視聴参加側が双方向で会話できる「参加型」オンラインウエディングは、披露宴のオンライン配信ではよく選ばれる方法です。新郎新婦と遠く離れていても、双方向でコミュニケーションをとれる便利なサービスになっています。
「視聴型」と異なり、ゲスト側にも服装を整えたり配信環境を整えるなど準備が必要です。また、パーティやおもてなしの内容によってはご祝儀が必要なケースもあり、新郎新婦の招待時のアナウンスでも配慮が必要になるでしょう。

「参加型」オンライン結婚式へ参列する服装

オンライン結婚式にリモートで参列するゲストの服装は、自宅やからや別会場からの参加になります。一般的な結婚式の服装と比べるとカジュアルでも問題ありません。普段着よりキレイ目を意識した「お出かけ着」や「結婚式二次会」あたりをイメージしましょう。
ただ、双方向で通信できる環境のため、会場側スクリーンに映し出されるシーンや、リモート参列者一同がモニターに映し出されるといった場面も想定できます。きれい目の服装や整えたヘアメイクといった準備が必要です。

男性の服装

想定されるドレスコードは普段着より少しキレイ目を意識した「スマートカジュアル」。ジャケットを羽織るジャケパンスタイルがおすすめです。ジャケットを着用したくない場合には、アイロンをかけたシャツや、ベストを合わせたコーディネートなどでも問題はないでしょう。

女性の服装

想定されるドレスコードはお出かけ着を意識した「スマートエレガンス」や「カジュアルエレガンス」。ワンピースやカジュアルドレス、色や柄の綺麗なブラウスにパールのアクセサリーなど、画面のなかでもパーティを盛り上げられる、女性らしい華やかな服装とコーディネートを心がけましょう。
会場ではないので、ノースリーブや多少露出が多い服装でも問題はありません。

新郎新婦はゲストの服装のドレスコード指定と不安のフォローを

「視聴型」以上に「参加型」オンライン結婚式に参列した経験のある人は少ないため、ゲストの服装は新郎新婦側からドレスコード指定や、アドバイスといったフォローが必要です。
また、服装に迷ってしまったり不安を感じるときは新郎新婦に直接質問しやすいよう、招待状にひとこと添えてあげましょう。招待状に服装についてのアドバイスを記載するとゲストが安心できます。
また、直接質問があったゲストひとりひとりの質問や不安を解消するために、具体的な服装を説明するなど、きめ細やかな配慮とフォローがあるとよいでしょう。

事前にドレスコードの指定があれば参加しやすい

「参加型」オンライン結婚式へ参列するご祝儀

料理や乾杯種の事前配送などおもてなしがある場合に通常の「ご祝儀制」をとる場合は、招待状の内容によってゲスト側は判断する形となり、判断に迷うケースが増えるでしょう。そのため、「参加型」オンライン結婚式では「会費制」が主流になっており、決められた会費をオンライン決済で新郎新婦に贈るケースが多くなっています。
馴染みのないウェディングであるからこそ、会費やご祝儀に対して新郎新婦側から明確なアナウンスがあったほうが、ゲストは安心して出席できます。

「参加型」オンライン結婚式へ参列する事前準備

「視聴側」同様、「参加型」オンライン結婚式の場合も、「視聴デバイス(パソコン・スマートフォンなど)」があるか確認したうえで、「システム登録確認」や「通信環境の事前確認」をフォローしてあげる必要があります。「参加型」でとくにフォローで配慮したい点を解説します。

ネット環境の確認

オンライン結婚式はインターネットを利用して配信されるため、ネット環境や機械のトラブルなどによって映像や音声が乱れる場合があります。音声に周りの会話や雑音が入ってしまい、集中して参加できないこともあるでしょう。また、誓いの言葉や、祝辞、花嫁の手紙など見どころのある場面で声が聞き取りづらくなることも珍しくありません。
オンライン結婚式に参加する場合は、映像や音声が乱れることを防ぐために、あらかじめ自宅のネット環境を確認しておきましょう。もし自宅のネット環境に不安がある方は、家の中でも回線速度が安定している場所を探しておくと安心です。快適な視聴に必要な速度は、画質に応じて異なります。 HD 720p以下の場合は、3Mbpsあれば快適に視聴できます。 4K画質で再生するのであれば、20Mbps以上が目安となります。インターネット回線の通信速度を調べるサイトで確認することができます。

ツール操作の確認

オンラインミーティングツールの操作に慣れていない場合は、事前に練習しておくと当日はスムーズに参加できるため、招待状などで案内をしておきましょう。オンライン会議サービスのツールは、音声が最初ミュートになっているケースが多く、音声をオンにしないとスピーチの際などに向こうの音声が聞こえません。また、音声がオンになったままだと、挙式・披露宴中にオンライン参列者側の日常音が響き渡ることも。音声操作もあわせて確認するようアドバイスを記載しましょう。

背景の確認の確認

双方向配信になるため、背景などの映り込みや明るさも事前確認してもらえるとよいでしょう。背景が映りこんでも大丈夫な場所を確保するか、バーチャル背景の設定を事前にしておきましょう。
現在は美白効果やエイジング修正機能も搭載したツールが増えているため、機能について案内してあげてもいいですね。

挙式ライブ配信SanLet’s

服装やご祝儀といった不安を事前に予測&解決し、ゲストにオンライン結婚式(リモートウエディング)を思い切り楽しんでもらおう

オンライン結婚式はまだサービスが普及して日が浅いため、「初めて出席」のゲストが多く慣れないゆえの不安や問題が生じる場合も。ゲストが不安に思う点に関しては、招待状またはWEB招待状にひとことアドバイスを。また、事前登録や通信環境のチェックについて、ゲストにあわせたフォローができるよう配慮してあげましょう
視聴側ゲストの服装に関しては、「視聴型」オンライン結婚式では準備はほとんど必要ありませんが、「参加型」オンライン結婚式では新郎新婦から簡単なドレスコード指定など、ゲストで差が出ないよう工夫が必要な場合もあります。参加に関しての不安や不満を事前に解消し、参列の満足度を高めてウエディングの感動の思い出をゲストと共有しましょう

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