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今注目の滞在型ウエディング!家族やゲストと過ごす時間が増え、思い出も倍になる、その魅力を紹介

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滞在型ウエディングとは「結婚式で家族やゲストとの時間を、もっともっと大事にしたい」と考える新郎新婦に注目されているウエディングスタイル。国内リゾート(沖縄・軽井沢など)や海外リゾート(ハワイ・グアムなど)でのウエディングや、結婚式の前後に宿泊を伴うものは滞在型ウエディングの一種です。昨今注目されているのは、その前泊もしくは後泊の時間の過ごし方。どんな魅力やメリットがあるのか、詳しく解説します。

『滞在型ウエディング』は結婚式と旅を一緒に楽しむスタイル。リゾート婚との違いは?

『滞在型ウエディング』とは、挙式日の前後に新郎新婦ふたりだけで、またはゲストとともに宿泊し、結婚式の余韻を滞在期間を通して楽しむウエディングスタイルです。

滞在型ウエディングとは?

会場となるホテルで、一軒家を貸し切りにして、リゾート旅行を兼ねて…
会場のロケーションと滞在時間を含む結婚式前後の過ごし方を工夫すれば、さまざまな思い出作りができる、まさに結婚式と滞在が一体となったウエディングスタイルです。
実は『滞在型ウエディング』はコロナ禍以前から、ふたりだけ、またはゲストは家族や親しい人だけを呼ぶ少人数結婚式のニーズの高まりに伴い注目され、人気が急上昇していました。

普通の披露宴やパーティと違うのは?

通常は挙式と披露宴で3〜4時間、仕度の時間を含めても6〜8時間で終わってしまう結婚式の時間。でも滞在型ウエディングなら、前後の宿泊滞在時間を含めれば、24時間以上をまるごと使えます。
新郎新婦は結婚式の準備や緊張感から開放され、ゆったりと余韻を楽しめるでしょう。
また、ゲストも滞在するなら、おのずと一緒にいられる時間が増えるため、身近な大切なひととじっくり過ごすウエディングタイムとして楽しめるのです。
また、結婚式前は両家の交流の場が顔合わせしかないケースも多いはず。滞在時間を両家の親睦を深める時間にも使えます。

リゾートウエディングとどう違う?滞在型ウエディングの魅力

今までもリゾートウエディングや、結婚式前後に新郎新婦や家族と親族がホテルに宿泊するようなケースはありました。ですが、『滞在型ウエディング』では、結婚式以外の滞在時間までウエディングイベントと捉えているのが特徴です。
場所、時間、過ごす人…いままで「結婚式のルールやマナー」に縛られながら考えてきたひとつひとつの要素に対して、もっと自由に、自分たちらしく、ゲストの顔ぶれに合わせたウエディングを計画できるでしょう。

【滞在型ウエディングの主な魅力】
・挙式も滞在時間もすべて「ウエディングの思い出」に。ゆったりした時間を楽しめる
・誰とどう過ごしたい?「ゆったりとした時間を過ごしたいひと」の顔ぶれが明確になる
・「滞在場所」の選択肢は無限。国内なら滞在日数と費用が手軽
・滞在場所がふたりと、ゲストにとっても、また訪れたい大切な場所になる

旅(または小旅行)の思い出を大切なゲストと共有できる

「結婚式」というその時間だけで終わってしまうのではなく、「旅・小旅行」として新郎新婦とゲストが思い出を共有できるのが滞在型ウエディングの大きな魅力です。
結婚式の時間がたった1日の限られた時間だけで慌ただしく終わらず、旅行日程期間をウエディングの時間として、自由自在に楽しめるでしょう。

国内なら結婚記念の場所にいつでも何度でも訪れられる

国内のリゾート地であれば、ふたりの記念日や家族が増えた際の家族旅行で気軽に再訪できるのも大きな魅力です。
また、滞在したホテルや、挙式会場周辺のロケーションフォト撮影地は自由に訪れることができる場所。結婚式の思い出の地を、行きたいタイミングで気軽に巡って楽しめます。

滞在型ウエディングのメリットを活かしたゲストと過ごし方は?

数時間でめまぐるしいスケジュールに追われ、当日は大切なゲストとの交流をほとんど持てない…そんな悩みを解決してくれるのが滞在型ウエディングの大きな魅力。挙式前後の滞在時間を、ゲストとどんな過ごし方を計画したらいいのか…旅行・会食・交流など、ワクワクするアイデアをご紹介します。

リゾート地や都心のホテルで贅沢な時間が過ごせる

昨今は円安の影響もあり、国内リゾートでのハネムーンが増え、宿泊を伴うステイウエディングが人気です。国内リゾートや都心の高級ホテルでの結婚式は、海外よりも柔軟に対応でき、同じ予算なら結婚式のグレードやホテルの宿泊費の配分を上げてよりラグジュアリーにすることが可能。
国内での結婚式ならば移動の負担も少なく、リラックスしてウエディングを楽しむことができます。結婚式前日以前から滞在すれば、忙しい準備に追われることなく、ゆっくりと特別な日を迎えられます。

滞在時間があるから宿泊場所でもウエディングの余韻を楽しめる

宿泊施設での滞在時間もウエディングの時間に。パーティ会場にそのまま泊まれるオーベルジュのような施設では、時間を気にせずゲストとゆっくり時間を過ごせるでしょう。
また、ゆったり気分でスパで施術を受け、念入りに肌の調子を整えるなど、余裕のある計画を立てられます。

結婚式の前後にゲストと親密な時間を共有できる。ゲスト同士交流が深まる

滞在型ウエディングでは、結婚式の前後にゲストの中でもとくに身近な家族や友人との温かいひと時を過ごす…といったスケジュールが人気を集めています。従来の結婚式では、両家の親族同士が結婚式当日に初顔合わせとなるケースも少なくありません。滞在型なら、相手側の家族とも交流できる時間はたっぷり。挙式日前の宿泊なら、自然と会話が弾み、結婚式当日までに親交が深まるはずです。

結婚式以外にもみんなで楽しめるプログラムを計画できる

滞在型ウエディングでは、結婚式以外にも楽しめるプログラムを計画できます。例えば滞在日数を延ばして、一緒に滞在するゲストとともに、旅行や会食を計画するアイデアも。リゾートエリアでの結婚式なら観光スポット巡りやショッピング、自然の多いエリアなら屋外でバーベキューで地元のグルメを楽しんだり…と、結婚式以外にもゲストとの特別な思い出を作れるはず。
結婚を機に親孝行したい、家族と過ごす時間をより大切にしたいと考える方にも、ぴったりの過ごし方です。

滞在型ウエディングの会場は?具体的な滞在スタイルは?

滞在型ウェディングの会場選びでは、結婚式を行える会場と滞在するための宿泊施設が同一、またはできる限り近い場所である点が重要。そのため、会場と宿泊施設が一体であるホテルウエディングや、敷地内に挙式施設と宿泊施設をあわせもつリゾートがすぐに思い当たるでしょう。最近では一棟貸し切りにできるオーベルージュやペンション、旅館なども、宿泊施設の候補として注目度が高まっています。

リゾートでの滞在型ウエディング

非日常感たっぷりのラグジュアリーなリゾートホテルでの宿泊を楽しんだり、リゾートならではの美しいロケーションでのフォト撮影を楽しんだり…さまざまな内容のプランが用意されています。宿泊施設はリゾートのメリットを活かして、ホテル以外にも貸し切り可能な別荘、ペンション、旅館などさまざま。相談先はリゾートウエディングを取り扱っているプロデュース会社、リゾート婚プランの取り扱いのある旅行会社への申し込みが主流です。

ホテルでの滞在型ウエディング

ホテルウエディングは「家族、親族、親しいゲストが、挙式前日や当日に挙式と同じホテルに部屋をとり、ゆっくりと過ごす」滞在プランを検討される方が、以前から多い状況でした。
二次会を同じホテル内でセッティングしたあと、さらにラウンジに移動して三次会を開いたり、新郎新婦がスィートルームをとって家族や親族を招いて結婚式の余韻を楽しむ…といった、さまざまな過ごし方が計画できます。今では挙式だけでなく、ホテルでの滞在時間にも焦点を充てたウエディングプランが増加傾向。海外のようにホテルの部屋で仕度がかなうプランや、ホテル内でファーストミートがかなうプランを打ち出す施設も増加しています。

その他、旅館やキャンプ地などを結婚式会場&滞在場所にするスタイルも

結婚式を取り扱っていない温泉宿・ホテル・グランピング施設・古民家で、もっとアットホームな滞在型ウエディングを計画したい。既成プランではなく、自分たちらしい滞在型ウエディングを計画したい…。ふたりの希望をイチからヒアリングしてオリジナルプランをプロデュースしてくれるのが、ウエディングプロデュース会社やフリープランナー。既成プランにはない、自由度の高い滞在型ウエディングが叶えられます。

滞在型ウエディングに招待するゲスト数は?費用は?注意するポイントは?

滞在型ウエディングは宿泊を伴うため、ゲストのスケジュール調整も考えると、ゲスト数は一般的な結婚式より少な目で計画する傾向です。その他にもリゾート地での開催などを計画する場合は、ゲストへの配慮やいくつか注意する点があります。

滞在ゲストは少人数傾向。滞在施設・滞在場所でどう考える?

滞在型ウエディングの滞在ゲスト数は、①宿泊を伴う②ゲストにスケジュール調整が必要③ゲスト一人ひとりとの時間を大切にしたい…といった理由から、親しい人に絞られた少人数の傾向です。
もちろんアクセスのいい地元のホテルなど、宿泊施設の環境によっては、ゲスト数はその限りではありません。ですが、リゾート地などゲストの移動に時間と費用が伴う場合には、人選を厳選したほうがいいでしょう。一般的には10〜30人が目安です。

関連コラム:結婚式の招待人数で悩んでいる方へ。誰を呼ぶ?どこまで呼ぶ?理想を叶えるためのゲスト数のめやすと悩みの解決方法
https://sanlets.com/column/column-who_to_invite/

ゲストを招待する前に確認しておきたい点

まず、担当するウェディングプランナーの手配範囲も必ず確認しましょう。旅行会社と提携していないプロデュース会社の場合は、すべて自己手配になる可能性もあります。
ゲストへ招待を打診するには、挙式日時を連絡し、参列のために日程をおさえてもらう必要があります。航空券や新幹線のチケット手配が必要になる場合もあるでしょう。前泊か、後泊か、滞在中の食事やエクスカーションもどこまで行動を共にするか、ふたりのイメージを固めて、両親にも確認を。
またゲストの旅行滞在費用(お車代)は誰がどう負担するのか(新郎新婦が全てを負担・新郎新婦が一部を負担・ゲストが自己負担)、交通手段の手配は誰がするのか(新郎新婦が手配・ゲストが自己手配)を、申し込み前にふたりで決めておき、招待打診の際に分かりやすく案内できるようにしましょう。

滞在ゲストの宿泊費や交通費「お車代」の負担方法は?

滞在型ウエディングの費用でもっとも気になるゲストの宿泊費や交通費。一般的には「お車代」と言われていますが、考え方としては3つの方法があります。

<お車代の主な負担方法>

  1. 旅費、宿泊費を一切負担せず、ご祝儀を辞退する
  2. 旅費、宿泊費の一部、またはどちらかを負担する
  3. 旅費、宿泊費ともに全額負担する

リゾート地で滞在型ウエディングを計画する場合、『ゲストの旅費、宿泊費は負担しない代わりにご祝儀を辞退する』が最も主流になっています。旅行費用をそれぞれ自己負担してもらう代わりに、ご祝儀は辞退し、セレモニーや挙式後の会食やパーティを無料で楽しんでもらうのです。
ゲストの旅費や滞在費を負担する場合は、ゲスト1人あたりに3万円〜5万円程度を出発地や滞在日数に関わらず、一律でお車代にするのが相場になっているようです。

ゲストの旅行手配は誰が手配する?

宿泊手配に関しては、新郎新婦がまとめて一緒に手配しましょう。祖父母など年配の親族や両親など家族の交通手段の手配もあわせて新郎新婦が行いましょう。
家族以外のゲストは自身の都合で細かなスケジュール設定ができるため、行き帰りの交通手段の手配は場所にもよりますが、自己手配を選ぶケースもあります。
どうするか、どうしてほしいかは必ず希望を確認しましょう。

滞在型ウエディングに招待できない人への対応策は?

滞在型ウエディングの計画の際、多くの新郎新婦が頭を悩ませる問題が、招待人数がかぎられてしまう点です。遠い親戚・招待出来なかった職場の人・友人には、結婚を報告する機会を設けるよう計画しましょう。

挙式後に地元で二次会、または1.5次会お披露目会をおこなう

まずは、挙式に呼べなかった親しい友人や会社の同僚にお披露目するパーティーを計画する方法もあります。多くの場合は会費制を採用した、アットホームでカジュアルな1.5次会や二次会スタイルが多く選ばれています。

結婚報告のみおこなう

挙式後に、結婚を報告したい人にLINE・SNS・はがき・メールを利用して、結婚報告のみをおこなう考え方もあります。関係性にあわせ、報告方法を選びましょう。

関連コラム:結婚報告の悩みを解決!いつ・どのタイミングで・誰に・どこまで?関係性にあわせた報告について紹介
https://sanlets.com/column/%ef%bd%97edding-announcements/

挙式当日に現地から挙式をライブ配信する

「滞在型ウエディングだと、招待人数がかぎられてしまう」
「招待したい友人がいるけど、いまマタニティ期なので宿泊を伴うウエディングに声をかけていいかどうか…」
結婚式に招待する・招待しない」の線引きがある報告は、大いに新郎新婦を悩ませます。
そんな悩みの解決策に、オンライン参列を上手に活用しているカップルが増加中。オンラインを利用した挙式のライブ配信は「結婚報告の際に、相手に少しでも喜んでもらえるフォローがしたい」という悩みを解決できる、新しい結婚報告ツールです。

関連コラム:結婚式をライブストリーミング!ふたりの晴れ姿をオンラインで大切な人に届けるメリット
https://sanlets.com/column/benefits-of-online-wedding/

滞在型ウエディングに招待する人・しない人の線引き…サンレッツで悩みを解決した例を紹介

オンライン結婚式のサービス「『サンレッツ』を上手に結婚報告に利用して、素敵な滞在型ウエディングの思い出を作った先輩新郎新婦の例を紹介しましょう。
多くのカップルの挙式相談に関わってきた新婦Sさん。自身の結婚式には、少人数で結婚式と旅を時間をたっぷりかけて楽しむ滞在型ウエディングを選択しました。挙式は軽井沢の教会で。宿泊は同じ軽井沢内にあるゲストルームをそなえた一棟貸タイプの別荘です。

滞在型ウエディングと普通のウエディングとの間で揺れ動く悩み

新婦Sさんが現地へ招待したのは22名。サンレッツでオンライン視聴してくれたのは40名ですが、オンライン視聴で参列してくれた方も、Sさんにとっては全員が大事なひとたちでした。
ただ、20名のパーティと、60名を全員招待してのパーティでは、ゲスト一人ひとりとかかわる時間の濃さが大きく違います。
ゲスト一人ひとりと濃い時間を過ごしたいと最初からSさんは希望していたものの、当初は自分が望む少人数招待のスタイルか、呼びたいひとを全員招待したほうがいいかで悩んでいたそう。

サンレッツが「誰を招待するか」「どう結婚報告するか」の悩みを解決

とくに、遠方に住んでいたり、子育て真っ最中の友人を結婚式へ招待するのに「お声がけして迷惑じゃないかな…」と心配していた新婦Sさん。
しかし、最初からオンライン参列の選択肢があったことで、「結婚式に招待したい」と思っていた方全員に、気軽にお声がけできたそうです。
アーカイブ機能もあるので、リアルタイムでなくてもゲストの都合のいい時に視聴してもらえるため、平日の昼間挙式でしたが、仕事後に見てくれた友人も。
「お声がけしても、いいのかな?」と悩む距離感の方にも、オンライン結婚式だからと気軽に声もかけやすく、形式上の結婚報告以上に、視聴ゲストには喜んでもらえたと実感。
ずっと抱えていた「現地に招待できないひとたちへの申し訳なさ」が、スッと楽になり、後悔のない結婚式を挙げることができました。

関連コラム:【SanLet’s挙式配信 実録レポート③】「リゾートウエディングの悩ましい問題をオンライン結婚式が解決してくれました」Yさんご夫妻
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サンレッツが利用できる&滞在型ウエディングが可能な会場

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