コラム
家族のみの結婚式の費用相場はどれくらい?招待人数別のリアルな内訳と後悔しないための節約術

コロナ禍以降、家族だけで行う少人数の結婚式が増え、「招待する人数が少ない分、大切な人へのおもてなしに力を入れたい」と考えるカップルが多くなっています。2024年度のゼクシィ結婚トレンド調査では、「見積もりより費用が上がった理由」の1位が「料理のグレードアップ・追加」でした。
いっぽうで「できるだけ良いおもてなしをしたいけれど、費用も気になる」のも本音ではないでしょうか。では、リアルな予算はどれぐらい?家族婚の費用相場を10人、20人、30人の人数別やスタイル別に解説します。フォトウエディングやナシ婚を検討している方も、予算内で満足度の高い式を実現するヒントを受け取ってみてください。
家族のみ、親族のみの結婚式の費用相場は?結婚式の平均金額と比較
家族のみ、親族のみで行う結婚式の総費用相場は「約50万円〜250万円」。ゲスト数や挙式スタイルにより変動しますが、挙式+披露宴を行う一般的な結婚式(総額の平均費用:343.9万円)と比べると、低く収まる傾向です。
アイテム | 結婚式の平均費用 | 家族のみの結婚式の費用相場 |
平均的な招待人数 | 52人 | 10人~30人 |
挙式料金 | 43.1万円 | 約10万円~80万円 |
飲食料金 | 106.7万円 (料理+飲み物の 1人あたり:2万1,400円、 料理のみ:1万6,900円、 飲み物のみ:4,500円) | 約10万円~100万円 |
ギフト料金 | 23.6万円 (1人あたり:6,000円) | 約6万円~50万円 |
装花料金 | 19.1万円 | 約10万円~30万円 |
フォト・映像料金 | スナップ撮影:21.1万円 スタジオ撮影:19.6万円 ロケーション撮影:20.2万円 ビデオ撮影: 22.7万円 | 約10万円~30万円 |
総額 | 343.9万円 | 約50万円~250万円 |
※参考:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ(全国(推計値))」
少人数の結婚式は「安さ」から「手厚いおもてなし」の時代へ
家族のみ、親族のみの結婚式は安くなる傾向がありますが、じつは高くなるケースも少なくありません。少人数ゲストにした理由を「費用を抑えるための結婚式」ではなく、「一人ひとりのおもてなしに時間をかけたいカップルが選ぶウエディングの形」ととらえる人が多いためです。
身近な大切な人たちのために、美味しい料理や上質なギフトを丁寧に選び、上質な時間と体験ができる濃密な1日を準備して恩返しをしたい…との思いが高まっているのです。
一生に一度の特別な思い出づくり。ふたりの予算と相談しながら、どんな時間をすごしたいかをよく相談しましよう。
ゲスト一人ひとりとたっぷり交流できるのが魅力
家族のみ・親族のみの結婚式の魅力は、ゲストと交流できる時間がたくさんある点です。
大人数の結婚式では、しばらく会っていなかった地元の友達やお世話になった上司など、多くの人たちの挨拶に時間をとられがち。
ですが、ゲスト全員が家族もしくは親族なら、結婚式の時間を家族水入らずのひとときを過ごせます。
準備期間も「席次を手書きしたら喜ぶかな」「お父さんやお母さんにとっておきのギフトを用意しようかな」など、ゲスト一人ひとりに考えを巡らせながら、じっくり時間をかけられるでしょう。
濃密で上質!選べる少人数でのウエディングスタイル
「家族のみの少人数式」とひと口にいっても、ウエディングスタイルは複数あります。予算と好みに合わせて選んでみてください。
- マイクロウエディング:主に30人以下のゲストで行う、量より質を重視した結婚式。グレードの高い料理を選んだり、装飾にこだわったり、自由度の高いおもてなしや演出ができる。
- リゾートウエディング:国内外のリゾート地で行い、美しいロケーションやフォト撮影を楽しめる。ラグジュアリーなホテルのほか、別荘やペンションなど、宿泊施設の選択肢もたくさん。
- 滞在型ウエディング:ゲストと一緒に宿泊し、挙式の前後も共に時間を過ごすスタイル。式の後にホテルのラウンジで2次会を開催したり、スイートルームをとって家族や親族と式の余韻に浸ることも。
関連記事:少人数だけ招待する結婚式の魅力とは?費用・メリット・注意点から分かる大切なゲストと理想の過ごし方
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【ゲスト人数別】10人・20人・30人の結婚式の費用相場を比較
家族のみ・親族のみの少人数婚で招くゲストの数は、10人〜30人程度です。固定費である挙式料金や写真代はほぼ変わりませんが、食事や衣装代には差が出てきます。
<10人・20人・30人の結婚式の費用相場と特徴比較>
10人 | 20人 | 30人 | |
招待範囲 | 両親、兄弟姉妹、 祖父母 | 両親、兄弟姉妹、 祖父母、 おじ・おば | 両親、兄弟姉妹、 祖父母、 おじ・おば、いとこ |
結婚式の費用相場 | 約70万円~170万円 | 約80万円~200万円 | 約100万円~250万円 |
結婚式の演出や規模 | ・挙式のみor挙式+食事会、レストランウェディング(個室・貸切など) ・乾杯や挨拶、身内が登場するムービー鑑賞、両親へのプレゼント贈呈など | ・挙式+食事会 (司会を立てると進行がスムーズ) ・両家の仲が深まるゲスト参加型or両家対抗型の演出がおすすめ | ・挙式+食事会 (披露宴規模のパーティも) ・ゲストを飽きさせない一般的な結婚式に近いプログラムや、各テーブルや会場装花の検討も必要 |
費用での注意点 | ・ゲスト一人ひとりの料理やギフト代を節約しすぎない ・演出にお金をかけ過ぎず、身の丈にあった費用感に収めやすい | ・人数に合わせて会場を選ぶと、無駄に会場費が取られない ・費用のかけ方は「ゲストとの交流>華やかな演出」 | ・人数が多くなってくる分、演出や装飾の費用を抑えすぎに注意 |
親族の人数が増えるほど『ご祝儀の総額』が上がり『自己負担額』は減る傾向
ゲストの人数が増えると、自然とご祝儀の総額が大きくなります。
とくに親族一人当たりのご祝儀の平均的な相場は約3〜8万円と、友人や上司より高めのためです。ゲスト数およびご祝儀額が増えるほどに、自己負担額も減る傾向にあると考えられます。
近年、親族からのご祝儀額平均はほぼ横ばい状態です。ですが、2018年の6.7万円に比べると、2024年には7.7万円と約1万円上昇しており、今後も大きく下がることはないと考えられます。両親からの援助も加わると、自己負担額を大きくカバーできるでしょう。
<ゲスト1人当たりのご祝儀平均額>
- 友人 3万円
- 上司 4万4,000円
- 親族 7万7,000円
- 恩師 4万1,000円
10人の場合:トータルの費用相場は「約70万円~170万円」
・招待範囲:両家両親、兄弟姉妹、祖父母
10人前後の家族婚の場合、挙式のみ、もしくは挙式+食事会のコンパクトな式の選択が一般的です。
費用の内訳として大きな割合を占めるのは、主に挙式料金と食事会費用です。
ギフト代、1着分の衣装代がかかってきます。
両親や兄弟姉妹、祖父母といった、成長を近くで見守ってくれた人のみの招待になるので、背伸びした演出はそれほど必要ありません。乾杯や挨拶といった基本的な要素だけを取り入れ、コンパクトながらも、あたたかな雰囲気づくりに力を注げるでしょう。
料理のグレードをアップしたり、一人ひとりに違ったギフトを用意するなど、10人ほどの少人数だからこそ、手間をかけての上質なおもてなしが叶えやすい規模に。
両親へのプレゼント贈呈やゲスト一人ひとりに向けた手紙の朗読など、手厚く感謝を伝えるイベントをプログラムに取り入れるのも可能です。
20人の場合:トータルの費用相場は「約80万円~200万円」
・招待範囲:両家両親、兄弟姉妹、祖父母、おじ・おば
両親と兄弟姉妹、祖父母に加え、叔父や叔母といった親戚まで招待できる目安が20人です。
20人前後の家族婚の場合も、挙式料金と食事会費用、衣装代がかかるのは変わりません。
人数が多くなるぶん、会場が大きくなり、微妙な人数差で会場費が割高になるケースも。
挙式やパーティの中に、両家の仲を深められるようなゲスト参加型の演出や、両家の会話がはずむ工夫があると、距離をグッと縮められます。
演出の充実度より、交流をメインにした会場選びとプログラム構成がおすすめです。
30人の場合:トータルの費用相場は「約100万円~250万円」
・招待範囲:両親+兄弟姉妹、祖父母、おじ・おば+いとこ
30人規模になると、20人規模より会場費や食事会の費用がアップ。
また会場費に加え、ゲスト一人ひとりに関われる時間が少なくなる分、皆に楽しんでもらうための会場装花やパーティ演出など、披露宴的な要素についても検討が必要になります。
「お色直しをした方がいいか」「パーティらしい華やかな演出はあったほうがいいか」…など。
ムービー上映やケーキカット、シェフによる料理の実演、デザートビュッフェなどの演出が人気です。
関連記事:ゲストと心繋がる少人数結婚式で叶えたい「特別な一日」アットホームな演出&おもてなしアイデア集

【スタイル別】挙式のみ・食事会付き・フォトウエディングのみの費用相場を比較
家族のみ・親族のみの結婚式には、挙式のみや食事会付き、フォトウエディングなど、複数のスタイルがあります。それぞれの費用をチェックしてみましょう。
挙式のみ(※食事会・披露宴なし)の費用相場は「約10万円〜50万円」
家族のみ・親族のみで挙式と記念撮影だけおこなう、とてもシンプルなスタイルです。
挙式料金、衣装料金、ヘアメイク料金、映像料金はかかるものの、食事会の会場費や料理代などがかからないため、費用相場は10万〜50万円程度です。
ただ、映像商品の質やドレス、挙式演出などこだわりが多いと費用が大きくなる傾向で、挙式だけで80万〜100万円以上かかるケースも。
多くの場合は衣装・挙式・映像商品がセットとなったプラン料金で提示されているため、明確な相場を出すのが難しい部分もありますが、固定費にあたる挙式料金は、挙式のスタイルによって多少前後します。
キリスト教式に対し、神社などで行う神前式および人前式は比較的リーズナブルな傾向です。

挙式+食事会の費用相場は「約30万円〜250万円」
挙式と食事会をセットで行うときは、料理のグレードや会場によって食事会費用が変わってくるため、費用の変動幅が大きくなる傾向にあります。
ゲストが「結婚式で最も楽しみにしているのが料理」というアンケート結果もあるため、グレードの選択でも新郎新婦の間でよく検討が必要な部分です。

フォトウエディングのみの費用相場は「数万円〜30万円」
フォトウエディングのみの場合、挙式や食事会は行わず、ふたりが婚礼衣装を着て撮影のみ行います。費用相場は結婚式と比べると、とてもリーズナブル。
結婚式はしないけど、家族や親族と一緒の写真を思い出として残したい方や、両家の親に晴れ姿を見て喜んでもらいたい方達を中心に高い支持を得ています。
フォトウエディングには、大きく分けてスタジオ撮影とロケーション撮影の2パターンあります。背景にこだわるロケーション撮影は、スタジオ撮影より金額が高く設定されているケースがほとんどです。
また衣装のランクや、オプションでアルバムをつけるかなどで価格は大きく変動します。
写る人数による費用の増減はないものの、カット数によって増減するプランが多いでしょう。

食事会のみ(挙式なし)の費用相場は「約20万円〜100万円」
挙式は執り行わず、食事会のみで合間に全員で記念撮影などをおこなうスタイルのウエディングイベントです。
料理代と会場費を含めた食事会費用が、内訳のほとんどを占めます。高くつくか安くつくかはゲストの人数によるところが大きいでしょう。
食事会のみの場合、衣装はウエディングドレスを着る場合もありますが、婚礼衣装ではなく、会場の規模や格式によってはフォーマルなワンピースやセットアップを選択する新郎新婦も多くいます。衣装代や演出料金は、挙式+食事会に比べ、リーズナブルになる傾向です。

家族のみ、親族のみのウエディングで大人気!国内リゾート婚の費用相場
家族のみ、親族のみのウエディングスタイルで、非常に人気の高いリゾート婚。
国内旅行ならではの気軽さ、自然豊かで風光明媚なリゾート地での旅の魅力など、より思い出づくりを重視している方にはメリットがいっぱい。
挙式や食事会の費用は各会場が提案しているプラン料金によるところが大きいため、費用相場には基本的に地域差はあまりありません。
大きく差が出るとすれば、リゾート地の交通費や宿泊費などの旅行費用は、シーズンごとの差が出やすい部分です。旅行費用を含めた費用相場をチェックしてみましょう。
軽井沢・北海道・沖縄での国内リゾート婚
国内リゾート地を代表するのが、軽井沢・北海道・沖縄です。一般的な挙式料金の平均費用と、宿泊費や交通費を含む旅行費用の相場は、以下を参考にしてみてください。
結婚式の費用相場 | 1人当たりの 旅行費用 | |
軽井沢 | 150万~300万円 | 約4万円~8万円 |
北海道 | 100万~200万円 | 約7万円~14万円 |
沖縄 | 50万~200万円 | 約10万円~20万円 |

▽国内のリゾート婚の費用で知っておきたいお車代
リゾートウエディングにゲストを招くときは、お車代として旅行費用や宿泊費を渡すのが一般的です。負担方法には、①一部負担 ②全額負担 ③負担せずご祝儀を辞退 の3パターンあります。
目的地により異なりますが、往復交通費の半額ほど(相場:3万円〜5万円)を包む、またはご祝儀を辞退して旅行代はゲストに負担してもらうケースが多いでしょう。
ふたりが決めた方針を、招待する際にはゲストへしっかりと伝えられるようにしておきましょう。
※参考:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2020【海外ウエディング編】調べ」
※参考:「沖縄ミニ経済レポート vol.4(内閣府沖縄総合事務局)」
関連記事:軽井沢で結婚式がしたい!費用は?ベストな時期は?憧れリゾートにゲストを招待するための基礎知識
関連記事:沖縄ウエディング完全解説ガイド。招待する人数は?費用は?ゲストの服装は?大事な人を招待する際の注意点は?

家族のみ・親族のみの結婚式費用を抑える5つの節約術
家族や親族のみで行う結婚式は、参列者が少ない分、新郎新婦の意向を反映しやすい形式です。しかし、大切なゲストへのおもてなしと費用とのバランスをどう取るかは悩ましい問題です。過度な節約は後々悔いが残る可能性もあります。そこで、ゲストへの配慮を怠らず、新郎新婦も満足できる賢い節約術を5つご紹介します。
(1)平日やオフシーズン、直前プランを狙う
挙式や食事会を行う会場の費用を抑えるためには、平日やオフシーズンを狙うのが効果的です。多くの会場では、平日やオフシーズンに割引プランを用意しています。また、直前予約プランを利用すれば、さらに費用を抑えられる可能性もあります。
少人数婚向けのリーズナブルなプランも検討しましょう。これらのプランには、不要なオプションが含まれていない場合が多く、費用を抑えたいカップルに適しています。
家族・親族のみの結婚式であれば、平日にゲストのスケジュールを調整しやすいでしょう。
(2)衣装と装花は持ち込みを活用する
衣装と装花は、結婚式費用の固定費の中でも大きな割合を占めます。持ち込みを積極的に検討することで、費用を大幅に削減できます。シンプルなデザインを選ぶことでさらに費用を抑えられます。カジュアルな結婚式の新婦の衣装であれば、ワンピースやセットアップを選ぶのも選択肢のひとつです。
ただし、持ち込みを検討する際は、事前に会場への確認が重要です。会場によっては持ち込み料が発生する場合があり、結果的に費用が高くなる可能性もあります。とくに衣装の持ち込み料は、約半数のカップルが支払っているというデータもあります。持ち込み料も考慮に入れた上で、レンタルと持ち込みのどちらが費用対効果が高いか比較検討しましょう。
(3)食事やドリンクの内容を見直す
ゲスト一人ひとりに提供する食事やドリンクの内容の見直しも、費用削減につながります。コースの品数を調整したり、グレードをひとつ下げることを検討しましょう。ただし、品数を減らす際は、季節の素材や地元食材を取り入れたメニューにするなど、おもてなしの気持ちが伝わる工夫をすることが大切です。
ドリンクに関しては、フリードリンクの種類を見直しましょう。アルコールを飲む人、飲まない人の把握がしやすい分、飲まない人数に合わせたノンアルコールプランを選択すれば、費用を抑えられます。
ゲストの人数が少ない場合は、定額のフリードリンクよりも、各々が好みのドリンクを自由に頼むアラカルトの方が安く済むケースもあります。ゲストの構成や好みに合わせて、最適なプランを選択しましょう。
(4)ペーパーアイテムをDIYし、演出を最小限にする
招待状や席次表といったペーパーアイテムは、DIYで手作りして費用を節約できます。シンプルなデザインを選んだり、自分で印刷して節約できるでしょう。
また、紙ではなくデジタル招待状を選択すれば、印刷費をさらに削減可能です。
少人数婚の場合、派手な演出は必ずしも必要ではありません。アットホームな雰囲気を重視し、ゲストとの会話や写真撮影をメインにすることを考えましょう。ゲスト参加型の演出を取り入れたり、自作ムービーを上映するのも良いアイデアです。会場の装飾もシンプルにすることで、費用を抑えられます。
(5)本当に大切な身内だけを招待する
ゲスト一人あたりの食事代や会場費を抑えたいのであれば、本当に親しい家族や親族のみを招待するのが有効な手段です。人数を絞れば変動費が安く済むだけでなく、より親密な人たちとの温かい結婚式を実現できます。
ただし、ゲストを厳選する際は、ギフト選びに注意が必要です。結婚式におけるギフトは、感謝の気持ちを伝える大切な役割を担っています。
後悔しない家族のみ・親族のみの結婚式を実現するために
家族や親族のみの結婚式は、人数が少ない分、準備量が少なくスムーズなのも大きな魅力です。しかし、準備を怠ったり、周りの意見を聞かずに進めてしまうと、せっかくの特別な日が台無しになる可能性もあります。
後悔のない結婚式を実現するために、ふたつのポイントを押さえましょう。
スケジュールに沿って効率的に準備する
少人数婚は自由度が高い反面、準備不足が後悔につながるケースもあります。スケジュール例を参考に、効率的に準備を進めましょう。あくまで一例なので、ふたりの状況に合わせて、スケジュールを調整してください。
<スケジュール例>
- 6カ月前~3カ月前: 少人数向けの会場・プランを比較検討し、予約を済ませる。
- 3カ月前~2カ月前: 衣装のレンタルや持ち込みを検討しつつ、衣装選びを行う。ゲストを決定し、招待状を作成・発送する。
- 1カ月前~当日: 演出や進行、必要なアイテムなどを最終確認する。
家族やプロに相談しつつ進めるのがカギ
結婚式の準備は、ゲストである家族、会場スタッフ、ウェディングプランナーといったプロの協力が不可欠です。
家族には、食事、ギフトの好みを聞き、当日の流れはしっかり共有しておきましょう。
ウェディングプランナーには、少人数婚向けの結婚式で工夫したほうがいい点の提案や予算内で収めるためのアドバイスをもらいましょう。ゲスト内で体調面などに不安がある人がいる場合は、事前に共有するのも大切です。
また、当日の進行をスムーズにするために、会場スタッフの配置も把握しておくと安心ですね。

サンレッツだから叶う、家族のみの結婚式でゼロ費用からの「手厚い結婚報告」
家族のみ・親族のみの結婚式で、新郎新婦の頭を悩ませる、「招待できなかったゲストにどう報告する?」問題。
家族や親族以外の親しい友人や同僚、お世話になった恩師に、感謝の気持ちを結婚式で直接伝えられないのは心苦しい方も多いでしょう。
そこで、無料で手厚い結婚報告が叶えられる挙式配信サービス「サンレッツ」を取り入れたウエディングの実例をご紹介します。実際にサービスを利用した先輩たちの、リアルな体験談をぜひご一読ください。
「オンライン配信でこんなにも挙式の臨場感が伝わるなんて」Oさんご夫妻
2022年11月に結婚が決まったOさんご夫妻は、「挙式に参列したかった」という周囲からの多くの声を受け、サンレッツのライブ配信利用を決意。挙式会場に参列したゲスト26名に加え、約16名の方がオンラインで視聴されました。
実際にオンライン視聴をした新婦Mさんの職場の方々からは、「グループLINEで実況中継して楽しんだ」と、挙式後にたくさんの感想メッセージをいただけたそう。新郎新婦もお酒を片手にアーカイブを視聴する時間がとれ、本番はあっという間にすぎてしまった大切な瞬間を振り返れて、新たな発見もあったそうです。
関連記事:【SanLet’s挙式配信 実録レポート②】「オンライン配信でこんなにも挙式の臨場感が伝わるとは、思ってもいませんでした」Oさんご夫妻
「新しい結婚式をゲストに楽しんでもらえました」Iさんご夫妻
新居から遠く離れた新郎Oさんの地元、北海道での挙式を決めたIさんご夫婦。「お互いに目立つのが苦手」ということもあり、サンレッツの配信サービスを利用しての、家族のみの挙式を決意されました。
オンライン視聴された方は約55名。『星野リゾート トマム 氷の教会』というこだわりの地で誓いを立てる姿を、多くの方に見てもらえました。式の最後には画面の向こうのゲストに対するメッセージも盛り込み、平日にもかかわらず素敵なナイトウエディングが実現。視聴したゲストからは、「新しい形の結婚式だったね」との感想をいただけたそうです。
関連記事:【SanLet’s挙式配信実録レポート④】「オンラインのメリットを最大限活かした、新しい結婚式をゲストに楽しんでもらえました」Iさんご夫妻
「素敵な思い出作りも海外の友達の参列も叶えられました」Kさんご夫妻
新婦Mさんの地元、山梨県での挙式を計画中だったKさんご夫婦。元々海外在住だったことから、実際に国内の会場下見やサロン訪問が困難で、準備もオンラインツールを活用。「海外の友達にも一生の思い出を共有したい」と、サンレッツの配信サービスを利用されました。
当日は海外の友達も戸惑うことなくサービスを利用でき、「一緒に参列している気分を味わえた」という声をいただけたとのこと。新郎新婦もアーカイブ視聴で、あらためてゲストの表情を見返せたのも貴重な機会だったと語っています。
関連記事:【SanLet’sで挙式配信実録レポート⑤】「海外からの結婚式準備…オンラインの活用で、素敵な思い出作りも海外の友達の参列も叶えられました」Kさんご夫妻
SanLet’sは株式会社エイトノットが提供する挙式ライブ配信サービスです。
弊社が提携した挙式会場の成約者様のみご利用可能です。
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