コラム
結婚報告の悩みを解決!いつ・どのタイミングで・誰に・どこまで?関係性にあわせた報告について紹介
結婚報告をしたい人やすべき人は、親・職場の上司や同僚・友人・親戚などが考えられます。それぞれにどんなタイミングでどんな順番で、何を伝えたらいいか分かりますか?「関係性の重要度や親密さにあわせて」と言っても、悩んでしまうケースも多いよう。また、結婚式の招待をしない方への結婚報告についてもSNSやはがきなど、現在は報告のためのさまざまなツールがあります。現在の一般的な結婚報告について、確認していきましょう。
結婚報告は誰に、いつ、どんな順番で、何を、どこまで伝える?
ふたりの結婚の意思が固まったら、ふたりの身近なひと、大切なひとへ結婚報告を。喜びの報告をいますぐしたい…でも、ちょっと深呼吸を。
親・友人・会社の上司や同僚・親戚…さまざまな関係性のなかで、どの人からどのように報告していけば、結婚という人生の大事な節目をスムーズに進められるのでしょうか。
結婚報告の一般的な順番は?
一般的に想定される結婚を報告する相手の順番は『親→職場関係→友人関係』。まずはもっとも身近で、結婚だけでなく生活や人生にもかかわりが深い「親」に報告する方が多いでしょう。その後、生活の基板となっている所属する「会社」の上司や同僚へ、さらに仲の良い友人へ…といった順番に続きます。
いっぽう現在では、そこまで堅苦しく考えずに『親(家族)→親友→職場の上司→同僚→その他友人』など親密度を優先して、率直に伝えたいと思う順番から伝えている方も。
ただ、どの場合も、報告相手との関係性や親しさの度合いを踏まえ、報告の順番を考えています。
結婚報告は今後のお付き合いにも影響するため、ふたりの中で大切な人の順に報告するのがおすすめです。
結婚報告はどこまでする?
親・友達・職場・親戚以外にも、学生時代の関係者や取引先なども含めて報告する範囲を考えておきましょう。
また、結婚式に招待しない人への報告範囲も検討しておくように。会った人から報告するなど、無計画なまま報告するのはトラブルの元になりかねません。交遊関係や親戚づきあいが多いなら「報告したひとを把握するためのリストをつくる」なども、ひとつの方法です。
結婚報告するとき伝えたい内容は?
結婚報告の際には「結婚が決まりました」だけでなく、同時に報告できたり、相手への気持ちを伝えられる言葉を用意しておくとスムーズです。
結婚にあわせた今後の予定報告
挨拶・顔合わせ・結婚式・新居への転居など、決まっている範囲でいいので同時に報告しましょう。
相手との関係性や親密度にあわせ、報告を受けた相手が次の行動を考えやすいような情報を添えると親切です。
例えば…「結婚式をやる/やらない」「結婚式に招待/報告のみ」会社関係の報告なら「結婚に伴う住所変更の有無」「休暇申請の有無」など。
相手への思いや感謝が伝わる言葉を添えて
相手との関係性や親密度にあわせ、今までお世話になった相手への感謝や、結婚を機に今後の付き合いを踏まえたお願いなどの言葉を添えて、結婚の喜びや共感が大きくなります。
例えば…「結婚を機に、ますます頑張ります」「今後とも末永くよろしくお願いします」など。
結婚式に招待しない人は簡単な理由を添えて
結婚式に招待しない人への報告は、結婚式前に報告するときは、「身内だけで行うので」など式に呼べない理由も添えましょう。
結婚式に招待しない人への報告のタイミングは関係性によって変わってきますが、タイミングにも配慮を。同じグループ内で式に呼ぶ人、呼ばない人がいる場合は、「呼ぶ人から先に・呼ばない人を後で」の順に一斉報告にするなど、報告自体には時差が出ないよう工夫しましょう。
結婚報告は直接?はがき?メール?LINE?SNS?それぞれの注意点は?
結婚報告をする際、どんな手段で報告するのが適しているかを確認しておきましょう。関係の親密度・重要度にあわせて報告方法を選択するのが一般的ですが、世代によって「伝えやすい方法やツール」の価値観が変わっているケースもあるようです。
直接会って、または電話で
対象の関係性:親・親密な親戚・親友・直属の上司・とくに親しい同僚…など親密かつ重要度の高い関係性
直接会って報告するのは、もっとも丁寧な報告方法です。重要度や親密度が高い関係性の人に報告するなら「直接会って」がもっともおすすめ。結婚報告と結婚式やパーティへの招待の打診を兼ねる場合には、できれば直接会って話すのがおすすめです。
どうしても都合がつかない場合や、遠方に住んでいる場合には、電話で報告する方法もあります。直接会うのは叶わなくても、喜びの報告は直に伝えましょう。電話での報告の場合は、相手が電話に出られる時間帯をLINEなどで前もって確認しておくと丁寧です。
個別メールで、個別LINEで
対象の関係性:上記の関係性だが、直接会う・電話するのが難しい場合の手段として
普段あまり会えない、付き合いがあまりない友人には、個別メールや個別LINEで知らせる場合が多くなります。
ただ現在では、結婚が決まった喜びをすぐ報告したいほど親密な友人や、なんでも話せる友人には、LINEですぐ報告といったケースも増えているようです。
一斉メールで、一斉LINEで
対象の関係性:友人グループ・同僚グループ・趣味の集まり・同級生グループなど
友人への結婚報告で気まずいのは、自分が報告する前に他の友人から結婚報告が伝わってしまうケース…。自分だけ後回しにされたと思われないよう、同じグループ内で一斉送信ができるツールやグループLINEがおすすめです。同じグループ内で親密度から、先に伝える人、伝えない人が出る場合には、一斉に報告するまで口外しないよう依頼するなど配慮しておきましょう。
SNSで、はがき(年賀状)で
対象の関係性:上記以外で個別に連絡するほどか迷う関係性だが報告はしたい方、疎遠だが報告が必要な親戚など
日頃の付き合いがごく薄い方や、インターネットでのつながりのみの方にお知らせするのに向いています。結婚式終了後、または入籍や転居が完了し落ちついた後など、事後報告でお知らせしたいときに用いられるツールです。
親(家族)への結婚報告
結婚の意思を確認するプロポーズが済んだら、まずは真っ先に親へ報告する方が多いでしょう。
報告のタイミングはいつ?
プロポーズが終わり結婚が決まったら、まず真っ先に伝えたいのは自分の親。
親への報告は直接自分の口から伝えましょう。プロポーズが終わったらなるべくすぐに報告を。
報告はどんな形で?
親へは、直接会うか、離れて暮らしているなら電話で報告を行います。
①自分の親への結婚報告→②双方の親へ結婚相手の紹介→③報告が終わったら後日両家の親とともに顔合わせ食事会の実施…といった流れが一般的です。
報告の際はどんな内容で?
結婚を決めた相手のプロフィールや、結婚式や住まいはどうするのか…など、親に聞かれそうな今後についても、ふたりの意見をまとめておくと何かと話がスムーズです。
もちろんなにも考えず、結婚が決まった喜びをすぐ親に報告してもかまいません。
会社(職場)の上司や同僚への結婚報告
会社のなかでは、縦や横のつながりに配慮した報告が重要に。報告の順番は、基本的に『①直属の上司→②上長→③同僚』と、組織の縦の報・連・相を意識して進めましょう。
一番避けたいのは、仲のよい同僚に先に話し、上司や上長に直接伝える前に話が勝手に伝わってしまうケースです。
直属の上司への結婚報告
社内の人間関係で一番最初に伝えたいのは、直属の上司です。派遣社員の場合は、雇用主である派遣元のリーダーに先に報告を。パートの場合も年金や税金の申告の際の名義や、配偶者控除などを含め手続きが必要なケースが想定されるため、結婚報告をしたほうが良いです。
報告のタイミングはいつ?
結婚報告のタイミングについて、早すぎるのはあまりよくありません。
会社内の住所変更期間や新婚旅行の休み調整なども踏まえ、入籍の3カ月前くらいが目安とされています。ただ、上司に結婚式招待も兼ねての結婚報告なら4カ月前などもう少し早くてもいいでしょう。大型連休に結婚式を計画するなら、相手のスケジュール調整への配慮からもう少し早めに報告がベターです。
また、夫婦が同じ職場の場合は、報告タイミングはそろえましょう。
プライベートの報告なので、できれば業務時間外の始業前やランチタイム、業務終了後などの報告が望ましいです。
報告はどんな形で?
基本は直接口頭で伝えるのがベストです。
テレワークが多い職場なら、電話やオンラインツールで時間をもらうなど、直接自分の口から伝えましょう。長期出張などでしばらく会えない場合や、上司が多忙な方で時間を作るのが難しい状況であれば、メールでも問題ありません。
報告の際はどんな内容で?
「結婚式の有無」「招待の有無」「仕事はこれまで通り続けるか」「長期休暇を取るか」「姓を変更する場合、職場での姓(通称)も変更するか」など、手続きや体制整備など次のアクションにつなげやすくなる情報を事前に準備してから報告しましょう。
職場での報告では、結婚によって労務などの手続きが必要になります。現状で決まっていること・決まっていないことを、しっかり分けて整理しておきましょう。
結婚式に招待する予定であれば、結婚報告と同時に結婚式に招待したい旨も伝えましょう。祝辞や乾杯の挨拶の依頼があるなら報告と同時か、挙式の2カ月前までの依頼がマナーです。
同僚・先輩への結婚報告
同僚や先輩には、上司への報告が終わってからにします。親密な同僚などは自分から伝えたほうがいい場合もありますが、部署内へは朝礼などで上司からさらりと全員に一斉に伝えてもらうケースが多いようです。
報告のタイミングはいつ?
同僚・先輩への報告は、直属の上司・上長の報告後が望ましいタイミングです。
ですが、とくに親しい同僚や先輩がいて、少しでも早く伝えたい場合は先に伝えても問題はありません。ただ万が一、その方から社内に伝わってしまうと、順番が前後し気まずくなってしまうケースも予想されます。上司へは他の職場の方へは自分から伝えるからと話しておきましょう。
報告はどんな形で?内容で?
とくに親しい同僚や先輩には、基本的には上司への報告後に直接報告するのがベストです。時間があわない場合は個別LINEやメールで。
結婚式に招待する予定なら、報告と同時に結婚式に招待したい旨も伝えるよう、準備しましょう。余興を結婚式で依頼したいなら、結婚報告のタイミングか、遅くとも結婚式の3カ月前までには依頼できるよう検討を。親しい同僚以外の部内の方へは、朝礼などでサラリと伝えてもらうなど上司と相談しておきましょう。
友達への結婚報告
友人内や友人グループ内でも、関係性に差があるケースが考えられるため、親密度の高さによって報告手段を使い分けましょう。
同時に友人同士の横のつながりに留意して、「聞いている人・聞いていない人」をつくらない配慮が必要です。
報告のタイミングはいつ?
報告の順番:①式に呼ぶ親しい友人→②式に呼ばない友人→③SNSでのつながりがメインの友人
報告の順番は親密度順に報告するべきです。報告を個別に行う場合、あまり時間を開けず同時期に終われるよう、計画的に報告しましょう。
悩ましいのは友人内で、結婚式に招待する人、招待しない人が出る場合です。
一般的なタイミングの目安として「式に呼ぶ親しい友人には、結婚が決まったタイミングや式の日取りが決まったタイミングで」「式に呼ばない友人やSNSでのつながりがメインの友人には、結婚式後の報告でOK」です。もちろん相手との関係性によっては、挙式前に報告しても問題はありません。
報告はどんな形で?
とくに仲の良い友達なら、プロポーズされた(した)直後に伝えてしまっても大丈夫です。親しい友人へは直接対面や電話で報告しましょう。LINEやメールでの報告なら、一斉ではなく、個別に送るのが望ましいでしょう。グループ内で、報告のタイミングに時間差をつけたくない場合には、グループLINEやSNSを活用しましょう。
報告の際はどんな内容で?
親しい友達なら、入籍の時期や結婚式の有無、決まっていれば招待の有無まで伝えてあげると、相手がお祝いについて計画的に考えられるので理想的です。
LINEでの一斉報告や、そこまで親密でない方の場合は、結婚の報告・今までの付き合いの感謝・今後の付き合いへの挨拶を、さらりと伝えましょう。
親戚への結婚報告
叔父や叔母、祖父母などへの結婚報告は、基本的に自分の親から伝えてもらうケースが多いようです。同時に、報告する順番も親の判断に任せてしまうケースが多いでしょう。
また挙式するなら、親戚の招待をどうするかは親へ必ず相談を。招待の有無を決定してから、親戚へ結婚報告を行いましょう。
報告のタイミングはいつ?
結婚式に招待したい場合は、入籍の有無にかかわらず早めに報告して、結婚式の日取りなどを伝えましょう。付き合いが薄い親戚の場合は、入籍後・結婚式後の報告でも問題はありません。
報告はどんな形で?
親から報告する場合は、方法も親におまかせします。自分で報告する場合は直接訪ねて、または電話での報告がベストです。付き合いが薄い親戚の場合は、年賀状などのはがきや手紙が多く用いられます。とくに年配の親戚への報告は、メールなどは避けましょう。
報告の際はどんな内容で?
親しい親戚なら結婚式の有無・招待の有無は報告時に必ず伝えられるよう、親と事前に相談を。
結婚報告の新しいツール「オンライン参列」を活用してみませんか?
関係性や親密度にあわせた結婚報告…読み進めていくと「難しい」と感じた方も多いのでは。実際に、結婚報告のタイミングについて、とても悩んでいる新郎新婦が多いようです。
とくに「結婚式に招待する・招待しない」の線引きがある報告は、大いに新郎新婦を悩ませます。
そんな悩みの解決策に、オンライン参列を上手に活用しているカップルが増加中。オンラインを利用した挙式のライブ配信は「結婚報告の際に、相手に少しでも喜んでもらえるフォローがしたい」という悩みを解決できる、新しい結婚報告ツールです。
実は「結婚式に参列したい・オンラインなら視聴したい」人は多い
2023年9月、サンレッツは15歳以上の男女558人に、インターネットで結婚式参列の意識調査をおこないました。その結果、自分が参列側だった場合「オンライン参列なら関係性が薄くても参列したい」と答える方が多く、たまに会う程度の友人関係でも、半数近くが参列の意思を示したのです。結婚式会場に招待できない、または何らかの事情から欠席が予想される方へ、結婚報告を兼ねた新しい招待手段として、気軽にお声がけできるツールなのです。
オンライン参列とは
挙式をライブストリーミング配信し、動画を視聴することでオンラインで参列できるサービスです。厳かで感動的な挙式の中継にはゲスト側の音声・映像は映さない「視聴型」が活用され、多くのひとに結婚の宣誓する様子を見守ってもらえるようになりました。
オンライン結婚式、ときくと「披露宴を中継し画面の向こうから参列するイメージ」がいまだ強い方も多いようですが、現在は挙式をライブ配信するスタイルが主流です。自宅からでも海外からでも、ふたりの誓いに臨場感たっぷりにオンラインを通じて立ち合うことができます。
オンライン参列のサービス内容について詳しくはこちらをご覧ください
↓↓
オンライン結婚式のふたつのやり方 リモート配信で「視聴型」と「参加型」の違いは?
https://sanlets.com/column/howto-online-wedding/
オンライン参列で「喜んでもらえる」「ふたりと思い出を共有する」結婚報告に
結婚報告する側も、報告を受ける側も、とにかく「気楽」なのがオンラインの大きなメリット。しかも、オンライン参列した側からの喜びや感動の声は、メッセージ機能やスタンプ機能を利用してダイレクトに届けられるため、双方の満足度もとても高いのです。
<オンライン参列を結婚報告ツールとして利用する新郎新婦のメリット>
・「結婚式に招待するほどの関係性か判断に迷う」方へのフォロー手段として気兼ねなく報告できる
・LINEやSNSでの一斉報告でも、より相手に親密度の高い結婚報告として送信できる
・結婚式後実際に会った際に同じ思い出を共有しているので話題が弾む
・リゾートや会場のキャパシティなどで招待できる人数が限られる場合でもオンラインで気軽に招待可能に
<オンライン参列を結婚報告ツールとして利用する参列側のメリット>
・結婚式の大切な思い出を新郎新婦とリアルに共有できる
・結婚式でもっとも大切な「結婚の誓い」の場にオンラインで立ち会える
・メッセージ機能やご祝儀決済機能で参列者がお祝いを送るタイミングを逃さない
・視聴は送られたURLを開始時間にクリックすればいいだけ。とても簡単
・服装も移動もゲストにはなんの用意もいらない
・挙式のみなので視聴時間は30~40分程度
・ライブ配信に加え、映像保存期間(アーカイブ期間)が設けられているサービスが多く、ライブの時間に都合がつかなくても参加が可能
関連記事:「オンライン結婚式に招待」は迷惑?オンライン参列体験者のリアルな口コミから、参列者の本音を大公開
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オンライン結婚式を「結婚報告や結婚式招待をどうするか迷っている方」への報告ツールとして、活用した具体的な事例はこちらをご覧ください。
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オンライン結婚式を、より多くの人に「未来の関係性にもつながる」結婚報告の新しい形として、ぜひ検討してみてくださいね。
SanLet’sは株式会社エイトノットが提供する挙式ライブ配信サービスです。
弊社が提携した挙式会場の成約者様のみご利用可能です。
お問合せは各挙式会場の担当者にお申し付けください。